
Xiaomiの最新ソフトウェアアップデート 「HyperOS 2.2」 がついに正式リリースされました。今回のアップデートは、まずXiaomi 15シリーズ向けのベータ版として提供が開始され、今後順次対応端末が拡大される予定です。
本記事では、HyperOS 2.2の主な変更点や新機能、そしてアップデート方法について詳しく解説します。
Xiaomi 15シリーズが最初に対応
HyperOS 2.2の最初のベータビルドは、Xiaomi 15およびXiaomi 15 Pro向けに提供が開始されました。今回のアップデートでは、以前の「HyperOS 2.1」をベースに、さらなる最適化が施されています。
対象ビルド番号:
- Xiaomi 15: OS2.0.200.7.VOCCNXM
- Xiaomi 15 Pro: OS2.0.200.1.VOBCNXM
このベータ版は中国向けのROMとして提供されており、今後グローバル版にも展開される見込みです。
HyperOS 2.2の主な進化ポイント
今回のアップデートでは、システム全体の動作がよりスムーズになり、カスタマイズ性も向上しています。
1. システムアニメーションの強化
XiaomiはUIの洗練に注力し、より滑らかな操作感を実現しました。
- アプリのサブページ閲覧時のアニメーションを最適化
- アプリ間の切り替え時のトランジションを改善
- 横画面アプリの終了アニメーションを強化
2. パーソナライズ機能の拡充
より自由なカスタマイズが可能になりました。
- 壁紙にぼかし(ブラー)エフェクトを追加
- システム全体のページレイアウトを最適化
3. ロック画面の新デザイン
新たなロック画面テンプレートが追加され、指紋認証時のアニメーションも進化。
- オリエンタル(東洋風)デザインの新テンプレート
- バタフライエフェクト、光の波模様、ボルテックス(渦巻き)アニメーションを採用
4. ステータスバー&通知機能の強化
日常の使い勝手を向上させる改善が多数。
- ステータスバーのアイコンカスタマイズ機能を追加
- 通知のカスタム表示オプションを拡充
- 信号アイコンの最適化(不要な表示を削減)
5. システムナビゲーションの向上
デスクトップ設定での操作性が向上。
- システムナビゲーションモードでのショートカット機能を強化
今後のアップデート予定
Xiaomiは、HyperOSの細かな改善を積み重ねることで、ユーザー体験の向上を目指しています。今回のHyperOS 2.2のベータ版は、Xiaomi 15シリーズが最初に対応しましたが、今後数週間のうちに、他のXiaomiデバイスにも順次展開される予定です。
今後の正式版リリースや対応機種の追加情報に注目しつつ、いち早く新機能を体験したい方は、ベータ版の適用を検討してみてもよいかもしれません。