
スマートフォン市場に新たな選択肢が加わるかもしれません。Qualcommの次世代チップセット「Snapdragon 8s Elite」が、まもなく正式発表されるとの情報が浮上しました。本チップは、フラッグシップモデル向けの「Snapdragon 8 Elite」の廉価版として登場すると見られており、性能とコストのバランスに優れたミドルハイレンジのスマートフォンに搭載される見込みです。
4月発表の可能性—Snapdragon 8s Eliteを搭載したスマートフォンが続々登場へ
この情報は、著名なリーカーであるYogesh Brar氏がX(旧Twitter)で明かしたものです。彼によると、Snapdragon 8s Eliteを搭載したスマートフォンは2025年4月から正式に発表されるとのこと。以前は3月発表の可能性が示唆されていましたが、わずかに遅れる形となったようです。
また、複数のOEMメーカーが本チップを搭載したスマートフォンをリリース予定であり、2025年第2四半期には市場に多くの対応端末が登場すると予想されています。
Snapdragon 8s Eliteのスペックとベンチマークスコア
Snapdragon 8s Eliteの詳細なスペックは、Weiboの有名リーカー「Digital Chat Station」氏によって明らかになっています。
- CPU構成:
- 1x プライムコア(3.21GHz)
- 3x パフォーマンスコア(3.01GHz)
- 2x パフォーマンスコア(2.80GHz)
- 2x 効率コア(2.20GHz)
- GPU:Adreno 825
- AnTuTuベンチマークスコア:200万点(Snapdragon 8 Gen 3に匹敵)
- アーキテクチャ:ARMベース(NuviaのOryonコアは非採用)
GeekbenchにもSnapdragon 8s Eliteを搭載した端末が登場しており、「iQOO Z10 Turbo」とみられる端末はシングルコア1,967点、マルチコア5,827点を記録しました。
Snapdragon 8s Eliteを採用予定のスマートフォン
Snapdragon 8s Eliteを搭載するスマートフォンとして、以下のモデルが挙げられています。
- Redmi Turbo 4 Pro(最初に登場する可能性)
- Xiaomi CIVI 5 Pro
- iQOO Z10 Turbo
- Motorola Razr 60 Ultra
- POCO F7
これらのデバイスは、Snapdragon 8s Eliteの高いパフォーマンスを活かしつつ、フラッグシップモデルほどの価格を求めないユーザー層をターゲットにしていると考えられます。
Snapdragon 8s Eliteは、性能面でSnapdragon 8 Gen 3に迫る実力を持ちながらも、コストパフォーマンスに優れた選択肢となる可能性があります。正式発表が待たれますが、2025年第2四半期には対応スマートフォンが市場に登場する見込みです。今後の続報にも注目です。