Android 15 QPR2 Beta 3のユーザーに朗報!データを失わずにベータ版を抜け出せる新アップデート登場

Googleは、Android 15 QPR2 Beta 3を利用しているユーザー向けに、データを消去することなくベータプログラムを終了できる新しいOTA(無線通信)アップデートを提供開始しました。これまで、ベータプログラムから抜ける際にはデバイスのデータがすべて消去されるという大きなリスクがありましたが、今回のアップデートにより、その問題が解消されます。


データ消去なしでベータプログラムを終了可能に

通常、GoogleのAndroid Beta Programに参加しているデバイスは、ベータ版の提供が終了すると次のベータ版に移行するよう通知を受けます。現在、Android 16 Beta 2.1がリリースされており、今後も新しいベータ版が登場すると予想されています。しかし、Android 16 Betaへ移行したくない場合、ベータプログラムから抜ける必要があります。

従来はベータプログラムを終了するとデバイスが初期化される仕様でしたが、Googleはこの問題に対応し、「Android Beta Exit No Data Wipe」という新しいOTAアップデートを提供開始しました。このアップデートを適用することで、データを保持したままベータプログラムを終了できます。


アップデートの適用方法

9to5Googleによると、この新アップデートはPixel 6 Proを含む一部のPixelデバイス向けに提供されており、ファイルサイズは約15MBと比較的軽量です。適用方法は以下のとおりです:

  1. 「設定」を開く
  2. 「システム」 → 「ソフトウェアアップデート」 → 「システムアップデート」を選択
  3. 「Android Beta Exit No Data Wipe」アップデートを確認し、インストール

このアップデートを適用すれば、Android 16 Betaに移行せずにAndroid 15の安定版を維持することができます。


Android 16 Betaの問題も考慮すべきポイント

現時点で、Android 16 Betaの最新バージョンではバッテリー消耗の問題が報告されています。もし、安定した動作を重視するならば、今回の「No Data Wipe」アップデートを活用してベータプログラムを抜けるのが賢明な選択かもしれません。

ソース

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