折りたたみスマートフォンの進化が続く中、最新のリーク情報によると、Samsungの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip 7」は、ついにフルサイズの外部ディスプレイを搭載する可能性が高いようです。
外部ディスプレイがついに“全面化”?

Galaxy Z Flipシリーズは、初期モデルでは外部ディスプレイが小さく、通知の確認や簡単な操作に限られていました。しかし、競合メーカーがより大型の外部ディスプレイを採用する中で、Samsungも2023年のGalaxy Z Flip 5で3.4インチの大画面化を実施しました。それでも、カメラ部分を避けるようなデザインだったため、ディスプレイが端末全体を覆う形にはなりませんでした。

当初、Galaxy Z Flip 7も同様のデザインを継承すると見られていましたが、最新のリークではフルサイズのカバーディスプレイを採用している可能性が浮上しています。新たに公開されたレンダリング画像によると、ディスプレイは約4インチに拡大され、カメラ周りまでカバーするデザインになっているとのことです。
Motorola Razr+に似たデザインに?
このデザインは、MotorolaのRazr+(2024)と非常に似たスタイルです。Razrシリーズは以前からGalaxy Z Flipよりも大きな外部ディスプレイを搭載しており、2024年モデルでは4インチのフルサイズカバー画面を採用しました。Samsungもこれに追随し、ついに同様のデザインを採用する可能性が高まっています。
なぜリーク情報が変更されたのか?
今回の情報は、当初のリークとは異なる内容となっています。最初の情報では「Galaxy Z Flip 7の外部ディスプレイは3.6インチ程度に拡大」とされていました。しかし、リーカーのOnLeaks氏がX(旧Twitter)で説明したところによると、データの解釈ミスが原因で誤ったデザインが広まってしまったそうです。過去にもPixel 9aやGalaxy S25 Edgeのリーク情報で同様のケースがあり、Samsungがプロトタイプを変更したことも影響していると考えられます。
発表は2025年後半か
Galaxy Z Flip 7の正式発表は2025年後半になる見込みです。フルサイズ外部ディスプレイが実現すれば、使い勝手が大幅に向上することは間違いありません。Samsungの折りたたみスマホがどこまで進化するのか、今後の情報に注目したいですね。