サムスンが開発中の新型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」は、その極薄デザインで大きな注目を集めています。しかし、ここで気になるのが耐久性です。過去にも薄型スマホが「曲がりやすい」と問題視された例はあり、Galaxy S25 Edgeにも同様の懸念が生じています。
そんな中、サムスンのマーケティングディレクターであるアニカ・ビゾン氏が、この疑問に対して明確なコメントを発表しました。
薄型でも強度は確保済み—サムスンが自信の設計をアピール
英TechRadarのインタビューに対し、ビゾン氏は次のように回答しています。
「薄型デザインを採用する際には、耐久性を確保することが前提です。それがGalaxy S25 Edgeの大きな特徴の一つです。」
具体的な耐久性の向上策については言及されませんでしたが、設計段階から強度を考慮して開発されたことは間違いないようです。
また、Galaxy S25 Edgeのデザインについて「見た目が本当に美しいだけでなく、あの薄さの中に最先端の技術が詰め込まれているのは驚異的だ」とコメントし、デザインと機能性の両立に自信を示しました。
Galaxy S25 Edgeはセラミック背面を採用？
もう一つの注目ポイントは、本体背面にセラミック素材が採用される可能性があるという点です。
一部のリーク情報によると、サムスンはこのセラミック素材を発表前のサプライズ要素として隠しているのではないかとも言われています。
セラミック素材の採用は、Galaxy S25 Edgeの耐久性を向上させるだけでなく、プレミアム感を高めるメリットもあります。ただし、セラミックは通常のガラスやプラスチックよりも密度が高く、スマートフォンの重量が増す可能性がある点には注意が必要です。
薄型化の代償—バッテリー容量に影響？
Galaxy S25 Edgeの厚さは6mm未満になるとされており、これは業界トップクラスの薄さです。しかし、このデザインがバッテリー容量の縮小を招く可能性も指摘されています。
リーク情報によると、Galaxy S25 Edgeのバッテリー容量は4,000mAh以下に抑えられる可能性があり、これが実際のバッテリー持続時間にどのような影響を与えるのかが気になるところです。サムスンの最新チップセット「Snapdragon 8 Elite」の省電力性能がどこまでカバーできるのか、実機の評価が待たれます。
Galaxy S25 Edgeは”薄型スマホ”の新たな基準を作るか？
サムスンはすでにGalaxy S25 Edgeの実機を一部のイベントで公開しており、1月のGalaxy S25シリーズ発表会や2月のMWC 2025でも展示されました。しかし、いずれのイベントでも実際に手に取ることはできず、実機の質感や剛性についてはまだ不明な点が多く残されています。
超薄型デザインを実現しながらも、十分な耐久性を確保できているのか。Galaxy S25 Edgeが本当に「薄さと強さ」を両立したスマートフォンなのかどうか、正式発表が待たれます。
