Samsungが、折りたたみスマートフォンの新たな選択肢として「Galaxy Z Flip FE」を開発中との情報が浮上しました。今回のリークによると、Galaxy Z Flip 6の要素を多く引き継ぎつつ、一部の仕様が変更されているようです。
Galaxy Z Flip FEのプロトタイプに関するリーク情報
有名リーカー「PandaFlash X」が、Galaxy Z Flip FEと見られる新型デバイス（モデル番号：SM-F761B）の詳細を投稿しました。Samsungは、Z Flipシリーズの新たな試作機をテストしているとみられ、このデバイスが最終的にGalaxy Z Flip FEとして発売される可能性があります。
Galaxy Z Flip 6と共通の要素
リーク情報によると、このプロトタイプはGalaxy Z Flip 6と多くの共通点を持っています。
- ディスプレイ：6.7インチ、120Hzリフレッシュレートの超薄型ガラス（UTG）
- ヒンジ構造：Galaxy Z Flip 6と同じ設計で、スムーズな折りたたみ体験を提供
- 防水性能：耐水構造を維持
- スピーカー＆フロントカメラ：Flip 6と同一
さらに、ディスプレイのピーク輝度は最大2600ニットに達する可能性があり、屋外での視認性が向上すると考えられます。
Galaxy Z Flip 6との違い
Galaxy Z Flip FEの主な違いとして、カメラ性能とチップセットが挙げられます。
- メインカメラ：50MPセンサーを搭載（Flip 6の12MPから大幅に向上）
- プロセッサ：Snapdragonではなく、Samsung独自のExynosチップを採用
また、本体にはArmor AluminumフレームとCorning Gorilla Glass Victusが使用されており、耐久性も強化されているようです。その他、フラットフレームデザイン、Wi-Fi 6E対応、25W急速充電にも対応する見込みです。
Galaxy Z Flip FEのソフトウェアと今後の展開
このプロトタイプは、One UI 7（開発中バージョン）を搭載していることも判明しています。同OSは、次世代モデルであるGalaxy Z Flip 7やZ Fold 7と共通するものですが、NPU（ニューラルプロセッシングユニット）の制限により、一部のGalaxy AI機能は搭載されない可能性があります。
現時点では、このプロトタイプが正式に製品化されるかどうかは不明ですが、Galaxy Z Flip 6に近い仕様を持つことから、Samsungの今後の折りたたみスマホ戦略における新たな選択肢となる可能性があります。
