ソニーモバイルの最新フラッグシップモデル、Xperia 1 IIIで今までにはほとんど見られなかったカクつきや動作遅延、といった問題が上がっているようです。
このユーザーは先日、8月分のセキュリティーパッチを含む最新アップデートをし、その後から一部の動作でカクつきや動作遅延といった問題が発生している、とのこと。
具体的にはゲームなどだけではなく、他のアプリの起動時やホームスクリーンでも症状が発生している模様です。
また、同じスレッドには「特に変化はない」という報告をしているユーザーもいる一方で、数人が同様の症状を訴えています。
ただ、これらのユーザーの中には何度か起きたが再起動で改善した、という報告も
また、他のユーザーも別のスレッドで同様の報告をしており、このユーザーはXperia 1 IIIでMobile Legendsというゲームに搭載のパフォーマンステストを行ったところ、異常に低い数値が出る、とのこと。
ただ、このユーザーもラグがあるのはゲームだけでなく、他のアプリの起動時にも発生すると報告しています。
国内版Xperia 1 IIIには未提供の8月分のセキュリティーパッチを含む最新のアップデート(海外ではファームウェアバージョン「61.0.A.11.92」)では端末温度の調整アルゴリズムにも変更が加えられたと言われており、このお陰か、アップデート後のユーザーからは端末の発熱問題が改善、あるいは緩和したという報告が多数見られます。
よって、発熱を抑えるためにクロックスピードの制御などをより積極的に行うように、そして、その引き換えに一部動作で遅延やカクつきが出るようになった、という可能性は十分に考えられます。
ただ、今のところの報告ではこのアップデート前と後とでベンチマークスコア上の性能が変化したといった情報は見当たりません。
この手のカクつき・ラグは程度の問題でもあるので、結局は日常使用でどの程度ユーザーがストレスを感じるのか、というのが重要になってくると思います。
よって、以前よりは動作のスムーズさが無くなっても使用自体にそれほど問題がないのであれば発熱を抑えるためのトレードオフとして仕方がない部分も。
ただ、明らかに通常使用に支障が出るレベルであれば再びアップデートで動作改善などが必要になると思われます。
コメント
更新後すぐに動かすとたまに起きる現象だな
再起動して少し放置すれば直る