モトローラの新しい折りたたみスマートフォン「Razr 60 Ultra」が、2025年モデルとして登場間近です。このモデルは、アメリカでは「Motorola Razr Plus 2025」という名称で展開される予定です。
コードネームは「Orion」としても知られており、発売が非常に迫っています。Razrシリーズの発売が例年より早くなる可能性があるという報告もあり、2024年モデルは6月に登場しましたが、今年はそのスケジュールが早まるかもしれません。
高級感漂うデザイン
新しいRazr 60 Ultraは、ダークグリーンのカラーリングが特徴です。背面にはフェイクレザーの縫い目が施されており、以前のモデルにも使用されていたデザインです。
2023年にはT-Mobile限定の「Viva Magenta」色にもフェイクレザーが採用されました。モトローラは、2024年のRazr Plusにもこのフェイクレザーを全色に使用しましたが、この新モデルでは独自のダークグリーンカラーを採用し、より高級感を演出しています。
大型カバーディスプレイがさらに進化
Razrシリーズの大きな特徴であるカバーディスプレイは、他の折りたたみスマートフォンと一線を画しています。
Razr Plus 2024では、カバーディスプレイが最大4インチまで大きくなり、さらに進化しています。このカバーディスプレイでは、Androidアプリを制限なく使用できる点が他の競合製品との大きな違いです。これにより、ユーザーは折りたたんだ状態でもほぼ全てのアプリを楽しむことができます。
内部スペックとカメラの進化
内部には、2024年モデルと同様の6.9インチメインディスプレイが搭載される見込みです。また、Snapdragon 8 Eliteを搭載する予定ですが、どのバージョンのSnapdragon 8 Eliteが使用されるかはまだ明確ではありません。新たに7コア版が登場しており、これを搭載した他の折りたたみスマートフォン(例えばOPPOのFind N5)でも見かけます。さらに、最大12GBのRAMと256GBのストレージから選べ、バッテリー容量は4,000mAhとなっています。
カメラに関しては、昨年のRazr Ultra(Razr+ 2024)ではテレフォトレンズが省かれたものの、Razr 60 Ultraでは広角レンズとテレフォトレンズの両方が搭載される可能性があります。これにより、さらなる撮影性能の向上が期待されます。