Galaxy S22 Plusのベンチスコアが初発見、Exynoss 2200の性能は「省電力モード」でSD888並みか

来年初めに発表、リリースされることが予想されているサムスンの次世代フラッグシップ、Galaxy S22シリーズ。

そして同シリーズの一部の国・地域向けモデル搭載されることとなる同社の自社製新型チップがExynos 2200です。

そして今回、このExynos 2200を搭載したGalaxy S22 Ultraのものとされるベンチマークスコアが初めて発見された模様です。

「SM-S906B」はGalaxy S22 Plusのもの、とのこと。

メモリは8GB RAMとなっており、この点は今年のS21 Plusから据え置きとなりそうです。

「省電力モード」での性能はSnapdragon 888と同程度か

なお、このExynos 2200搭載のS22 Plusのものとされるスコアですが、マルチコアが3389ポイントとなっており、これはSnapdragon 888搭載機種のベンチマークスコアと同程度です。

Galaxy S21シリーズはSD888搭載版でも他メーカーモデルより若干スコアが低めなので、これよりはスコアは高くなりそうですが、それでも前世代チップと同じ程度ということに。

ただ、ソースのTron氏いわく、このスコアは「Power Saving Mode (省電力モード)」でのスコアである可能性が高い、とのこと。

確かに今回の各コアのクロックスピードを見ると、プライマリコアのクロックは2.59GHzで、Exynos 2100のX1コアのクロック2.91GHzよりも低下しています。また、2.5GHzのCortex-A78コアが3個、1.73GHzのCortex-A55コアが4個搭載されていますが、これらのいずれもExynos 2100の同等のクラスタよりも低い周波数となっています。

さすがに新型チップが前チップよりも最高クロックスピードで劣る、というのは考えにくいので、そういった意味で今回のスコアが「省電力モード」で計測されたもの、というのは納得が行きます。

Exynos 2100はSD888同様に発熱問題があると言われていましたが、ひょっとして次世代チップはコア周波数を下げることで特定環境でのベンチマーク性能は下がっても、発熱を抑えるという方向性になるのかもしれませんね。

ちなみに、先日の情報ではこのGalaxy S22の日本版はこれまでとは異なり、SnapdragonではなくこのExynos搭載版が展開される可能性もあるようです。

ソース:Twitter (tron)

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