ソニーの新型プレミアムフラッグシップモデル、「Xperia 1 VI」。
同モデルで新たに搭載されると思われる映像処理関係の興味深い機能の情報がリークされていました。
Xperia 1 VIではBRAVIAの技術を使い、スマートフォンとしては初めて、画像や動画コンテンツを認識して最適化する認知機能が搭載される。名前は多分「XR for mobile」かな?
昨日、ソニーは「New One」、つまりXperia 1 VIに関する3つ目のティザー動画を公開。
短い動画ではありますが、その一部にはテレビ画面、つまりBRAVIA TVの画面がスマートフォン画面に変わるシーンがあり、このことからこの新型Xperiaで何らかの「新しい」BRAVIA技術が組み込まれることは確かだと思われます。
ちなみにソニーは初代Xperia 1からブラビアシリーズの開発により培った高画質化技術「X1 for mobile」を搭載しています。
ブラビアの「X1」シリーズは前世代の映像エンジンで、2021年以降のBRAVIAには「XR」エンジンが搭載されており、今回の情報によると、Xperia 1 VIにはこの「XR」の技術を応用した新たなモバイル向け映像エンジン、仮称「XR for mobile」が搭載される、という事ではないかと思われます。
「XR」はソニーが2021年以降のBRAVIA TVシリーズで採用している「映像と音の信号処理をつかさどる認知特性プロセッサー」技術のことで、ヒトの脳のように、視聴者が注目する部位を認知。その部分を引き立たせるような高画質化処理を行うという技術。
(いわばAIによる映像認識と加工のようなものだとは思われますが、「XR」では「AI」という言葉は使われていません)
つまり、Xperia 1 VIでは最新BRAVIA TVのように表示されるコンテンツを認識し、ユーザーにとって最適化する新たな機能が搭載されるという事に。
Pixel、Galaxyなどなど、2023~2024年リリースの複数の新型スマホにはAI機能が搭載されていますが、ディスプレイ上に表示される画像・動画コンテンツを認識して最適化する、というAI機能はまだないように思えます。
そういった意味で、今回の情報が正しければ、このXperia 1 VIに搭載される「映像認知・最適化機能」はスマホ世界初の技術という事になりそうです。
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