今月末から順次出荷となるNothing Technologyの最新モデル「Nothing Phone (2a)」。
Nothing Phoneとしては初のおサイフ(Felica)に対応することも本日、正式に確認され、2024年前半リリースのAndroidスマホの中ではダークホースとなりそうな気配も。(特に49,800円の8GB/128GBは)
一方、同モデルに搭載のMediatek製チップセット「Dimensity 7200 Pro」はDimensity 7200をカスタマイズしたSoCでその性能については未知数な部分も。
というわけで、まずはこのNothing Phone (2a)のGeekbench 6におけるベンチマークスコアを他機種と比較してみたいと思います。
Nothing Phone (2a)と他機種のベンチマーク比較
Nothing Phone (2a)のベンチマークスコアはシングルコアが1127ポイント、マルチコアでは2592ポイントとなっています。
クアルコム製チップセットでいうと、マルチコアではSnapdragon 778GやSnapdragon 780と同程度で、AQUOS sense8などに搭載のSnapdragon 6 Gen 1よりは若干劣るといったところでしょうか。
ただ、それでも価格的にNothing Phone (2a)よりも高いSD695搭載のXperia 10 Vなどと比べるとベンチマーク性能は2割以上も上回っており、この点からするとかなりコスパの良い機種と言えそうです。
Nothing Phone (2a)は驚異的な「安定性」が売り?
一方、以下はGSMArenaのレビュー記事の一部に掲載されていたもので、端末に連続して負荷をかけた際の性能を見る「Wild Life Stress Test」の結果。
ご覧のように、複数回のテストにもかかわらず、性能はほとんど低下せずStability(安定性)スコアはなんと98.8%という驚異的な数字。
これは他機種ではなかなか見られない安定性なので、これがこのNothing Phone (2a)の一つの売りと言ってもよさそうです。
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