国内でもドコモ版、au版、そして公開市場モデル(SIMフリーモデル)の発売が確実なサムスンの最新ミッドレンジモデル、Galaxy A55 5G。
同モデルが、サムスン製スマートフォンとしては初めてのシームレス・アップデートの対象となることが確認されました。
シームレスアップデート(A/B システムアップデート)は2016年のAndroid 7.0で初めて登場し、徐々に普及。
A/Bの二つのパーティションに分け、そのうちの一つに新たなOSシステムをインストール。
これにより、何度も端末の再起動を繰り返すといった必要がなくなり、端末を使用しながらもアップデートが可能に(必要なのは基本的に最後の再起動一回のみ)。
また、アップデート失敗によるいわゆる「文鎮化」といったトラブルに遭遇する可能性を大きく減らすことにもなります。
一方、少なくともメジャーなメーカーの機種は基本的にすべてこのシームレスアップデートに対応していましたが、なぜかサムスンのGalaxyだけはいずれのモデルでもこの方式のアップデートに対応していませんでした。
しかし、Googleは将来的にすべてのAndroidスマートフォンに対してシームレスアップデートのみに対応することを示唆しており、今回のサムスンの動きはこれに向けた第一歩という可能性が高そうです。
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