安い機種しか売れないドコモ、2世代型落ちのAndroidエントリーモデルが未だに売上トップの異常

BCNの発表するスマートフォンの週間売り上げランキング。

この最新情報で、ドコモにおけるAndroidスマートフォンの売り上げでちょっとした「異常」が起きていることが明らかになりました。

2024年02月12日~02月18日 の集計では、ドコモが取り扱うAndroid機種で最も売り上げ台数が多いのはFCNTのarrows We F-51Bという結果に。

arrows Weは2021年の12月にリリースされたSnapdragon 480搭載のエントリーモデルで、発売から2年以上経つ「2世代落ち」の旧型機種

これがどこの売上のトップというのはどういう事でしょう?

ちなみにドコモは独自にスマホの週間売り上げランキングを公開しており、こちらの最新情報で売り上げトップとなっているのはAQUOS sense8。

ただ、これはあくまで「オンラインショップ」だけでの集計のようで、ドコモ全体の売上は反映されていないようです。

年末の新たな割引規制導入後、auやソフトバンクが積極的に端末本体価格の値下げやあらたな端末返却プランを始める中、ドコモが取り扱う機種は実質的に他キャリアよりも高くなり、「一人負け」状態になっていると思われます。

そのため、ドコモでは比較的価格の安い機種しか売れなくなっている、というのが実態ではないかと思われます。

一方、「元富士通」のarrowsスマホは実店舗での購入が中心の年配層にはまだまだ根強い人気があると思われ、今やドコモはこういったユーザー層が中心のキャリアになっているのかもしれませんね。

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