日本のスマホ料金、小容量プランは「最安」も無制限プランは高め

株式会社ICT総研は2026年2月6日、「2026年2月 スマートフォン料金の海外比較に関する調査」を公表しました。日本を含む6カ国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、韓国)の主要MNOを対象に、2025年12月時点のスマートフォン料金を比較したものです。

今回の調査からは、日本のスマホ料金がデータ容量によって明確な特徴を持っていることが改めて浮き彫りになりました。

2GBなどの小容量プランは日本が最安水準

表1によると、データ容量2GBの月額料金は、日本が1,459円と6カ国の中で最も安い水準となっています。5GBでも2,088円、20GBでも2,581円と、いずれも各国平均を下回っており、小容量から中容量帯では日本の料金競争力が際立っています。

特に2GBでは、アメリカやドイツが5,000円前後となっているのに対し、日本はその3分の1以下に抑えられており、日常的なライトユーザーにとっては非常に利用しやすい環境が整っていると言えます。

こうした低価格を支えているのが、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」や、NTTドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」といったオンライン専用プランの存在です。最安プランを基準に比較した場合、日本は引き続き国際的にも安い料金水準を維持しています。

無制限プランは平均超え、割高感も

一方で、データ容量無制限プランでは様相が異なります。日本の無制限プランの平均料金は6,739円で、6カ国平均の6,186円を上回る結果となりました。

イギリスが4,051円と最も安く、アメリカやフランスも5,000円台に収まる中、日本はドイツや韓国と並び、高めの水準に位置しています。動画配信サービスとのセットプランや付加価値サービスを組み合わせることで、単純な通信料金が上昇している点も影響していると考えられます。

2024年12月時点と比べても、日本の無制限プランは約370円上昇しており、容量無制限を重視するユーザーにとっては、割安感が薄れつつある状況です。

容量別に異なる料金特性、選び方が重要に

今回の調査結果から、日本のスマートフォン料金は「少量データは安いが、無制限は高め」というはっきりとした傾向が見て取れます。自分の通信量に合ったプランを選べば、国際的に見ても非常に安価にスマートフォンを利用できる一方、無制限を選択すると割高になるケースもあります。

今後は、通信料金だけでなく、ポイント還元や金融サービスなど各キャリアの経済圏も含めて総合的に判断することが、より重要になりそうです。AIの普及などにより通信需要が拡大する中、料金と品質のバランスが今後どのように変化していくのか、引き続き注目されます。

ソース

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