ソニーモバイルの最新コンパクトフラッグシップモデル「Xperia 5 V」。
同モデルがSnapdragon 8 Gen 3搭載の2023年はエンドモデルの中でトップクラス(というかトップと言っても良いかも)電池持ち、というのはご存知の方も多いと思います。
しかし今回、GSMArenaによる新たなバッテリーテストにおいて、さらに評価が上がったことが判明しました。
スマートフォンのバッテリー持ち評価において最も広範囲かつ有名なものの一つ、と言えば、GSMArenaによる「Battery Test」。
今回、同サイトがこのバッテリー評価テストの方法を一新した「Battery Lite Test 2.0」をリリースし、以下はこれまでにテストが完了した機種の一覧:
この新しい方法でテスト済みとなっているのは比較的新しい機種のみなので、過去モデルとの比較という点では不完全です。
ただ、1.0と2.0の両方でテスト済みの機種だけを見てみても、かなり順位が入れ替わっており、Xperia 5 VがAndroidスマートフォンではトップに。
1.0ではXperia 10 Vが175h、Xperia 5 Vが130hだったので、順位が入れ替わったことになります。
また、Androidスマホで16h以上の評価を得ているのはこのXperia 5 Vと10 Vだけなので、これら2モデルのバッテリー持ちは最近のAndroid機種としては驚異的と言えると思います。
確かにXperia 5 Vのバッテリー持ちは以前の同サイトのバッテリーテストでも、他サイトのテストでもSnapdragon 8 Gen 3搭載機としては最長でしたが、「バッテリーモンスター」の異名をとるXperia 10 Vを抜いてトップを獲得というのは意外です。
また、両モデルの電池持ちの内訳を見てみると、WebブラウジングではXperia 10 Vが、動画視聴ではXperia 5 Vの方が優秀、というのも興味深いところ。
ちなみにGSMArenaによると、過去のバッテリーテスト1.0は12年前に作られたものとのことで、今回の2.0では、より現在のスマートフォンの実使用に近い形に計測方法が変更されたとのことです。
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