4月にXperia 1 IIIと同時発表された小型モデル、Xperia 5 III。この最新モデルについてはまだ国内版の発売予定が未定で、Xperia 1 IIIの購買判断はXperia 5 IIIの国内版モデルのリリースの有無を見極めてから、という方も結構いるようです。
そんな中、国内向けXperia 5 IIIのリリースのヒントとなる興味深い情報がみつかりました。
7月29日付でFCC認証を通過していたXperiaスマートフォン「PY7-77089S」で、まず、今回のPY7-77089Sは型番ではPM-1263-BVとなっています。
そしてソニーの公式サイト上の資料からPM-1360-BVがXQ-BQ52であることは確定で、PM-136X-BVはすべてXperia 5 IIIということになります。
一方、これが国内向けモデルである可能性が高いという根拠ですが、まず、こちらのサイトによるとXperia 5 IIIの米国版はPM-1366-BV(XQ-BQ62)になるとのこと。
ご覧のように米国版Xperia 5 III、XQ-BQ62のモデル名はPM-1366-BVとなっており、つまり、今回のPM-1263-BV/PY7-77089Sは米国版のXperia 5 IIIではない、ということに。
そして過去のパターンからすると基本的に米国版以外のXperiaでFCC認証を通過するのは国内キャリア版のXperiaのみ。(100%ではありませんが)
さらに今回の情報でハード的に「同一」とされ、おそらく米国版のXperia 5 IIIと思われる「PY7-45256F」と比べると、今回の「PY7-770895」はLTEの対応バンドが少なく、おそらく国内期キャリア版のローミング用バンドの認証、である可能性が高そう。
これらの状況から判断して、このXperia 5 IIIは国内キャリア版のXperia 5 IIIである可能性が極めて高い、ということに。
一方、海外でもまだXperia 5 IIIは未発売で、ヨーロッパなどでは発売予定は9月、となっています。
よって、国内キャリアから同モデルがリリースされるとすれば例年通り9月に発表、10月リリースという流れになる可能性が高そうです。
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