来年のスマホ価格は下降トレンド?HuaweiやSamsungの自社チップへの移行で

ここ数年、特に国内でユーザーを悩ませているスマートフォンの本体価格の情報。

日本では為替レートの影響が大きのは事実ですが、その他の国・地域でも特にハイエンドモデルの価格上昇は顕著です。

しかし今回、このスマートフォン(具体的にはハイエンド)の価格上昇が一息つき、近々ダウントレンドに入るかもしれないようです。

要はこれまでSnapdragonやMediatek製チップを使っていたHuaweiは自社のKirinチップに、サムスンもGalaxy向けチップをExynosに切り替えることで、その分、ハイエンド向けのSnapdragonチップセットやDimensityチップセットへの需要が減少

確かにHuaweiが先日発表したMate 60 Proは久々に自社製チップKirin 9000sを搭載。
(米国の輸出規制との問題もあり、これについては色々と話題になっていますが)

また、サムスンも次世代のGalaxy S24シリーズでは少なくとも一部の国・地域向けにExynos 2400を搭載すると言われています。(S23シリーズはすべてSD8Gen2搭載)

そしてこれらの2大メーカーがその一部でも使用SoCをSnapdragonから他に移せば全体の需要に与える影響は小さくないはずです。

ここ数年のスマートフォンの値上がりの一因として上げられるのがチップセットの調達価格が上がっている、という点。
ひょっとすると来年のモデルくらいから、スマートフォンの価格自体も若干の下落傾向がみられるかもしれませんね。

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