
シャオミはMWC 2026にあわせて、最新スマートウォッチ「Xiaomi Watch 5」のグローバルモデルを正式発表しました。今回のモデルは単なるスペック向上にとどまらず、ジェスチャー操作やAI機能の強化、大容量バッテリーの搭載など、大幅な進化が図られています。
手を触れずに操作できるジェスチャー機能
最大の特徴は、手を画面に触れずに操作できるジェスチャーコントロールです。

本体にはEMG(筋電図センサー)、PPG(光学式心拍センサー)、IMU(慣性計測装置)を内蔵。筋肉の微細な電気信号を読み取るEMG技術を活用することで、高精度かつ低遅延な操作を実現しています。
例えば、指を2回つまむ「Pinch Twice」で着信を終了したり、指を2回こする「Rub Twice」でアラームを停止したりといった操作が可能です。さらに、指を鳴らす、手首を振る、回転させるといった動作にも任意の機能を割り当てられます。Google Geminiの起動やカメラの操作、YouTube Musicの再生などを瞬時に呼び出せるため、ハンズフリーでの利便性が大きく向上しました。
大容量930mAhバッテリーで長時間駆動

バッテリー性能も大きな進化点です。
930mAhの「Xiaomi Surge Battery」を搭載し、前モデルと比べて容量がほぼ倍増しました。シリコンカーボン素材を約10%含む設計により、高密度化を実現しています。
プロセッサはSnapdragon W5 Gen 1と低消費電力コプロセッサBES2800の組み合わせ。これにより、スマートモードで最大6日間、省電力モードでは最大18日間の連続使用が可能とされています。利用状況によって実際の駆動時間は変わりますが、頻繁な充電から解放される設計といえます。
高級感あるデザインと高輝度ディスプレイ
外装にはステンレススチールフレームを採用し、両面をサファイアガラスで保護。モース硬度9相当の高い耐傷性を備えています。
1.54インチのAMOLEDディスプレイは、狭額縁設計でベゼル幅は2.6mm。LIPOディスプレイ技術を採用し、最大1500ニトの高輝度表示と480×480の高解像度を実現しています。
本体サイズは47mm×47mm×12.3mm、重量はストラップ除き56g。5ATMの防水性能を備え、日常使いから運動時まで幅広く対応します。
Wear OS 6とGeminiを標準搭載
「Xiaomi Watch 5」は最新のWear OS 6を採用し、同社のスマートウォッチとして初めてGeminiをプリインストールしています。
Bluetooth 5.4や2.4GHz Wi-Fiでスマートフォンと接続し、音声で天気確認やナビ検索、各種タスクの実行が可能です。また、Xiaomi HyperConnectエコシステムとも連携し、スマートホーム管理やカメラのリモート操作なども行えます。
健康管理機能も強化
健康トラッキング機能も進化しています。ワンタップで心拍数、血中酸素レベル、ストレス、睡眠状態を約60秒でまとめて測定可能です。
屋外ランニング向けにはデュアルバンド5GNSSを搭載し、オフラインマップにも対応。VO2 maxや週間トレーニング負荷といった高度な指標も確認できます。データはMi Fitnessアプリ経由でHealth Connectと同期できます。
価格は300ユーロから。ジェスチャー操作と長時間駆動を武器に、Wear OSスマートウォッチ市場で存在感を高めそうです。

