欧州やアジア、米国版のXperia 1 IVおよびXperia 5 IV向けに提供されたもので、これらはいずれもすでにAndroid 13へのアップデートが提供済み。よって、基本的にはAndroid 13アップデート後初のファームウェアアップデートという事になります。
が、今回のアップデート、少し不思議な点も。
例えば、以下は香港版のXperia 5 IVのものですが:
ファームウェアバージョンが.003しか変わっておらず、セキュリティーパッチも以前の12月のもののままで、かなりマイナーなアップデートということに。
ここ最近のXperia向けのソフトウェアアップデートは新しいセキュリティーパッチと同時に提供されるケースがほぼ100%で、少なくとも最新のXperia 1 IVや5 IVでセキュリティーパッチの月が替わることなくファームウェア・アップデートが提供された例はありません。
よって、今回のアップデートはなんらかの緊急性の高い不具合を修正するためのアップデートである可能性が高いと思われます。
Android 13アップデート後のXperia 1 IV/5 IVでは、これといった致命的な不具合報告はなさそうですが、海外版を中心に、一部では通信・通話関連のトラブル報告が散見されます。
ひょっとするとこのあたりの不具合を改善するアップデート、という可能性も高そうです。
ソニーは基本的にソフトウェアアップデートの内容を公開していませんが、近々国内キャリア版、SIMフリー版のXperia 1 IV/5 IVにも同様のアップデートが提供されると思われます。
キャリア版のアップデートでは改善内容などが公開されることが多いので、そこでどういったアップデートかはある程度明らかになると思われます。
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