2023年の新型Xperia、と言えばSnapdragon 8 Gen2搭載で春ごろの発表が予想されている「Xperia 1 V」に注目が集まっています。
が、実際におそらく国内で売れ筋となるのは2022年ラインナップ同様にミッドレンジXperia。
具体的にはXperia 10 IVの後継機「Xperia 10 V」やXperia ACE IIIの後継機「Xperia ACE IV」になると思われます。
そして今回、このソニーの2023年モデルとしてリリースされる可能性のあるエントリーモデルのベンチマークスコアが発見された模様です。
新型Xperia「PM-1430」のベンチマークスコア
Weibo上に投稿されていたもの。
ご覧のように「SONY」や「Xperia」といった記載はありません。
ただ、注目すべきはモデルID欄の「PM-1430」という記載で、これはXperiaスマートフォンに割り当てられるメーカー型番?のフォーマットと一致しています。(例:Xperia 5 IVはPM-141x、Xperia 1 IVはPM-138x)。
よって、ベンチマークスコアが本物であればこれはほぼ確実に未発表の新型Xperia、ということに。
搭載チップセットはSnapdragon 4 Gen 1
気になる搭載チップですが、Motherboardには「holi」とあり、これはSnapdragon 695やSnapdragon 480にも使われており、これだけでチップセットを特定することはできません。
ただ、決め手となるのはコアのクロックスピードで、2.02GHzx2と1.80GHZx2となっています。
そしてクアルコムでこのクロックスピードで動作するチップセットはただ一つ、Snapdragon 4 Gen1のみ。
よって、この謎の新型Xperiaに搭載のチップセットはSnapdragon 4 Gen1とみて間違いなさそう。
また、ベンチマークスコア自体もすでに判明しているSnapdragon 4 Gen1のものとほぼ一致。
ちなみにこのSD4Gen1の前世代チップと言えばSD480で、これはXperia ACE IIIに搭載。
よって、順当にいけばこのベンチマークの機種はXperia ACE IVのものである可能性が高いという事になります。
メモリは6GB RAMにアップグレード
また、今回のベンチマークで興味深いのが、この機種のメモリが6GB RAMとなっている点。
Xperia ACE IIIのメモリは4GBだったので、これがACE IVのものであればメモリ増量、ということになり、これは結構大きなスペックアップと言えそうです。
ちなみに既存モデルの一番新しいこのメーカー型番はXperia 5 IVのPM-141xなので、今回のPM-1430との間にはもう一つ、PM-142xが存在することになり、おそらくこれはXperia 1 VかXperia 10 Vに割り当てられることになるのではないかと予想されます。
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