Xperiaの慢性病「指紋センサー消失」不具合が最新アプデにより一部モデルで改善との報告

Xperiaスマートフォンで最も有名な不具合、と言えば指紋認証センサーが作動しなくなり、指紋センサーが設定画面からも消えてしまう、という症状。

この問題は指紋認証センサーの位置が側面に戻ったXperia 1/5世代から報告が上がり始め、Xperia 1 II/5 IIやXperia 1 III/5 IIIでは国内外を問わず夥しい数の報告が上がっているXperiaの「慢性病」と言っても良いくらいの不具合です。(最新のXperia 1 IV/5 IVでの報告はほとんどありませんが)

しかしこの問題に悩む一部のXperiaユーザーにとって少し期待できる朗報がでてきました。

きっかけは当サイトのリーダーさんからの報告によるもので、この方の場合、今月初めにドコモ版Xperia 5 IIに提供されたアップデート(11月分セキュリティパッチ)をしたところ、その後、指紋認証が設定ごと消える問題が発生しなくなった、とのこと。

また、少し調べてみるとTwitterや5ちゃんねるでも同様の報告がちらほら。

もちろん、ソニーがアップデート内容で修正を公式発表しているわけでもないので、今後再発する可能性はありますが、少なくとも症状がマシになったことは事実の模様。

一方、少し前にはWeibo上の有名リーカー、Zackbucks氏もXperia 1 III/5 IIIでアップデート後に指紋認証問題が改善されたことを示唆する投稿をしています。

いずれの報告にも共通しているのは11月のセキュリティーパッチを含むソフトウェアアップデート以降にこの指紋認証センサーが設定ごと消える問題が発生しなくなった、という点だと思われます。

Xperia 1 II以前のモデルは放置?

ちなみにこの11月分セキュリティーパッチのアップデートが提供されているのはXperia 5 II以降のモデルで、国内キャリア版、海外モデルも含めてXperia 1 II以前のモデルには提供されていません。

これはXperia 1 IIが発売されたのは2020年の夏ごろなので、ちょうど2年でソフトウェアアップデートが打ち切られているためではないかと思われます。

よって、今後もXperia 1 IIやXperia 1/5などに関しては指紋認証周りの不具合は放置、となる可能性もありそうです。

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