Xperia 10 IIIのディスプレイにハード不具合の疑い、前モデルとの比較で画質大幅「劣化」

ソニーモバイルの最新Xperia、と言えばXperia 1 III、Xperia 5 III、Xperia 10 III、そしてドコモ限定リリースのXperia Ace IIですが、この中で最も注目されている機種、と言えば当然フラッグシップのXperia 1 IIIでしょう。

一方、おそらく売り上げ台数的には「主力」となるのはミッドレンジのXperia 10 IIIではないでしょうか。

一方、このXperia 10 IIIは香港など、海外の一部ではすでに発売されているようで、今回、Reddit上にこのXperia 10 IIIのディスプレイについてちょっと気になる不具合報告が上がっていました。

これ、左がXperia 10 IIIで右がXperia 10 IIとのことで、暗所で輝度を下げると画面が緑っぽくなるとのこと。

さらに、色合いだけではなく、画質自体がかなり荒くなり「見るに堪えない」レベルと報告されています。

確かに、上の画像を見る限り、Xperia 10 IIIのものはノイズが乗ったような非常に低画質となっています。

また、低輝度の時ほどではないものの、輝度を上げても画質の違いは顕著とのこと。

うーん、確かに画質の違いは明らかで、投稿者はハード的な欠陥を疑っている模様。

Xperia 10 IIIのディスプレイはミッドレンジとしてはかなり珍しく（というか初？）HDRに対応。
少なくともスペック上はXperia 10 IIよりもディスプレイ性能が大きく向上しているはず。

それにもかかわらず、明らかに性能がXperia 10 IIより劣る、というのはやはり何らかの欠陥と考えるのは自然です。

それとも、コストを抑えながらHDRに対応する分、全体のディスプレイ品質を下げた、といった可能性もあるのでしょうか。

いずれにせよ、現時点ではまだこの問題がどの程度広範囲に出ているのかは不明。
また、仮に広範囲な不具合であってもソフト的な問題である可能性もあるので、今後のアップデートで修正されると言う可能性もあると思います。

ただ、今後リリースされる他の国や地域が増えるにつれて報告が目立つようだとちょっと注意が必要です。

ちなみにこのXperia 10 III、国内ではドコモ、au、Y!モバイルが取り扱うことが決定しており、発売時期はいずれも6月中旬とのこと。
ただ、今のところいずれのキャリアからも正式な発売日は発表されていません。