クアルコムが先日発表し、国内勢としてもすでにソニー(Xperia)やシャープ(AQUOS)が次世代モデルで採用することが判明しているSnapdragon 8 Gen2。
一方、同チップを初めて搭載される機種がどれか、という点についてはまだはっきりとした情報はありませんが、中国メーカーからの機種、となることは間違いなさそう。
そしてその候補の一つが「Vivo X90 Pro+」で、ここ数日は毎日のようにGeekbench上に新たなベンチマークスコアが掲載されています。
Snapdraong 8 Gen2が徐々に本気モード?スコアが連日上昇
Snapdragon 8 Gen2のベンチマークスコアが最初に発見されたのはGalaxy S22シリーズのものでしたが、この頃のスコアはマルチコアが平均で4500ポイント程度でした。
が、ここ数日のこの「Vivo X90 Pro+」のスコアを見ていると、5000ポイント超えが当たりまえに。
そして本日、とうとう5200ポイントに迫る高ポイントを記録していました。
これは当然、発表・未発表機種を含めてAndroidスマートフォンとしては過去最高スコアで、この感じだと近々5200ポイント台の記録もでてきそう。
これまでに見つかっていた4000ポイント台後半のマルチコアスコアについては以前より、同チップセットの平均的な性能よりも低い、という指摘が以前からありましたが、そうやらこれは本当だった模様。
おそらくSnapdragon 8 Gen2搭載の次世代ハイエンドモデルの平均的なGeekbenchでのマルチコアスコアは低くても5000〜5100ポイントくらいになる可能性が高そうですね。
なお、iPhone 14 Proシリーズに搭載のApple A16チップセットのベンチマークスコアはマルチコアが5400ポイント前後といったところ。
Snapdragon 8 Gen2はまだこのA16には少し及びませんが、少なくともベンチマーク上の性能では以前よりも差を縮めそうです。
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