ソニーモバイルの2022年後半フラッグシップ、Xperia 5 IV。
国内では先日、キャリア4社が一斉発売をし、今のところは独占カラー、ブルーとパープルを取り扱うドコモ版が圧倒的人気という印象です。
そんなXperia 5 IVですが、今回、DXOMarkによるカメラ性能のレビューが掲載されていました。
同サイトによるXperia 5 IVの総合評価は119ポイント。
総合では86機種中38位となっており、先日、147ポイントのトップスコアを獲得したPixel 7 Proと比べるとまだまだ、といった感じ。
ちなみに残念ながらDXOMarkで評価されているXperia機種の数は限られており、Xperia 1 IIIは評価済みですがXperia 5 IIIのものはありません。
Xperia 5 IV: 119
Xperia 1 III: 105
Xperia 10 IV: 63
ただ、昨年のXperia 1 IIIとXperia 5 IIIはToFセンサーの有無以外ではカメラ仕様は同じ。
よって、Xperia 5 IIIのスコアがXperia 1 IIIよりも良い、ということはないはずで、仮にXperia 5 IIIを1 IIIと同点と仮定しても、Xperia 5 IVの評価スコアは前作から14ポイントもアップ、ということに。
これはGalaxy S21→S22の177→120と比較してもかなり大幅な評価向上で、今世代のXperia 5 IVは(おそらく1 IVもですが)ライバル機種にカメラ評価で追いついてきた、と言えそうです。
なお、DXOMarkではこのXperia 5 IVのカメラ性能の長所・短所について以下のようにまとめています:
長所
暖色系のホワイトバランスで良好な演色性。
正確で再現性の高いオートフォーカス
写真やビデオの標準的な条件下での正確な目標露出
短所
ダイナミックレンジが狭く、明るい領域は通常クリップされる
撮影時間が長く、瞬間をとらえるのが難しい
デフォルトモードでの露光時間が長く、モーションブラーを伴う写真が頻繁に発生する
映像のディテールレベルが低く、特に低照度下での色ノイズが目立つ
ちなみにこのXperia 5 IVは少し前に公開された同サイトのディスプレイ評価で高評価を獲得。
特にディスプレイの色再現性においてはiPhone 14 Pro以上の評価を得ています。
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