ソニーの最新コンパクトフラッグシップ、Xperia 5 IV。
国内でも今月中にドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルから発売となりますが、今回、DXOMarkがこのXperia 5 IVのディスプレイ評価を行っていました。
Xperia 5 IVのディスプレイ評価
ランキングでは106機種中、18位とGalaxy S21 Ultraと並ぶマズマズといった評価。
Xperiaの中では過去最高評価
なお、これまでにXDAのディスプレイ評価対象となっているXperia機種は今回のXperia 5 IVを含めて5モデルで、これらと比較してもXperia 5 IVのディスプレイは対象機種の中ではXperia史上最高の評価、ということに。
DXOMarkにおけるXperiaのディスプレイ評価:
機種 | 評価 |
Xperia 5 IV | 131 |
Xperia 5 III | 124 |
Xperia 1 III | 122 |
Xperia 5 II | 108 |
Xperia 10 IV | 100 |
Xperia 5 IVの色再現性能はダントツトップ!
一方、今回注目したいのはディスプレイ評価の内訳で、特に「Color」、つまり色の再現性に対する評価。
この項目ではXperia 5 IVは163ポイントを獲得しており、これはDXOMarkの評価ではトップ。
一方、以下はディスプレイの総合評価で現在トップのiPhone 14 Pro Maxの評価内訳で、同モデルすらこの「カラー」の評価は140ポイントほど。
いかにXperia 5 IVのディスプレイの色再現性評価が高いかが分かります。
兄弟モデルのXperia 1 IVのディスプレイが未評価なのは残念ですが、少なくともこのXperia 5 IVのディスプレイの色再現性能についての高評価はかなり嬉しいニュース。
Xperiaはカメラについても実物の色を忠実に再現することを重視しており、そのためで色鮮やかな「インスタ映え」する画像が好まれる現在のトレンドの中では評価があまり高くない部分もあります。
ただ、撮影した画像だけではなく、その画像の表示でも色の再現性を重視する、というソニーの姿勢には一貫性を感じます。
なお、同サイトが最後にまとめているこのXperia 5 IVの長所・短所をみると:
長所
・あらゆる照明条件下で良好な色忠実度を実現
・ゲーム、ウェブ、ギャラリーのスクロールがスムーズ。
・ビデオゲームやビデオ鑑賞でコマ落ちがない。
短所
・ビデオ鑑賞時のディテールに欠ける
・周囲の明るさが変化したときの反応が遅く、明るさの遷移が滑らかでない。
・屋外での輝度不足
Xperia 1 IVでは発熱によるスロットリングの影響とみられるゲームプレイ時のフレーム速度低下が問題視されることがありますが、Xperia 5 IVでは同様の問題がない、というのは高ポイントではないでしょうか。
ソース:DXOMark
コメント