ソニーモバイルの最新コンパクト・ハイエンドモデル、Xperia 5 IV。
本日ドコモ版の価格と発売日発表があり、これで国内4キャリア全ての価格が出そろいました。
また、発売日に関してはこの感じだと、4キャリアそろって10月21日に一斉リリースとなりそうです。
一方、このキャリア版Xperia 5 IVはキャリアによっては割引キャンペーンやその適用条件が複数、かつ複雑で一体どちらが安い・お得なのかわかりにくい部分もあります。
というわけで今回はとりあえず、このドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル版のXperia 5 IVの価格を比較、どのキャリアのバージョンがお得かを検証してみたいと思います。
au vs 楽天モバイルのXperia 5 IVの端末本体価格比較
- Xperia 5 IV SO-54C docomo: 137,280円
- Xperia 5 IV SOG09 au: 134,900円
- Xperia 5 IV A204SO ソフトバンク: 147,600円
- Xperia 5 IV XQ-CQ44 楽天モバイル:119,900円
条件なしの純粋な端末価格だけを比べると楽天モバイル版のXperia 5 IVがダントツの最安で、最も高いソフトバンク版とは3万円近い差があります。ということになります。
ただ、キャリアやソニーからのキャッシュバックキャンペーン、そしてキャリア独自の限定割引などを考慮するとかなり状況は変わってきます。
ドコモ版 Xperia 5V SO-54Cの割引など
ドコモ版Xperia 5 IVでは、単体での割引やポイント付与といったキャンペーンはありません。
ただ、11月30までに購入、12月7日までの応募で、Xperia 5 IVとソニー製イヤホン、もしくは純正ケースを購入すると1万30000円相当のdPointがもらえるというキャンペーンを行っています。
よっても、元々これらのいずれかの製品を購入予定だった、という方にとっては実質13000円の割引、ということになります。
ちなみにこのポイント付与キャンペーンの対象となる「Style Cover with Stand for Xperia 5 IV」の価格は3,830円。
仮にこのカバーが全く欲しくない・使わないとしても3,830円使って130000円相当のポイントゲットとなるので、これについては同時購入をしない理由はありません。
au版 Xperia 5V SOG09の割引など
まずau版で無条件にもらえるポイントは:
- 5,000円相当のPontaポイントコードをプレゼント(11月30日まで)
- au Online ShopでXperia 5 IV SOG09を購入・応募すると5,000円相当のソニーポイントを還元(11月30日まで)
ポイントではありますが、応募さえすれば無条件に合計1万円相当の割引を受けられます。
また、適用条件アリの割引は:
- 機種変更の場合:『5G機種変更おトク割』で16,500円割引 (適用条件あり)
- 新規の場合:『au Online Shop お得割』で11,000円割引
- 乗換え(MNP)の場合:『au Online Shop お得割』で22,000円割引
ソフトバンク版 Xperia 5V A204SOの割引など
まずソフトバンク版のキャンペーンはちょっと厄介。
というのも、同キャリアは還元されるPaypayポイントを「ガチャ」方式で決めるというもので、その額は5000円~30000円。
さらに公式ストアでは1万円程度のワイヤレスイヤフォン「WF-C500」を抽選で1000名にプレゼントとのこと。
つまり、SB版Xperia 5 IVの場合は割引が変動式で運が良ければ30,000+10,000(相当)=40,000円相当の割引がゲットできますが、運が悪ければ5,000円相当の割引のみ、ということになります。
ただ、割引額については運頼みですが、これは端末単体購入でも適用される無条件の実質割引。
購入前に引けるガチャなのでPapayポイントを利用している方は試してみる価値は十分にあると思います。
楽天モバイル版 Xperia 5V XQ-CQ44の割引など
基本無条件にもらえるポイントは:
- 3000円相当の楽天ポイント還元
適用条件アリの割引は:
- MNPの場合:『Androidスマホ/Wi-Fiルーター割引キャンペーン』で「Rakuten UN-LIMIT VII」プラン利用で16000円割引
*注意:通常『Androidスマホ/Wi-Fiルーター割引キャンペーン』は新規やドコモ/auからのプラン変更にも適用されるのですが、Xperia 5 IVでは、MNPだけが対象となるようです
結局どちらがお得なのか?
端末単体購入の場合:
言うまでもなく楽天モバイル版がお得
新規の場合:
・ドコモ:137,280-16,000円=121,280円
・au: 134,900-5,000-5000-11,000=113,900円
・ソフトバンク: 147,600-(5,000 or 10,000 or 30,000)-(約10,000?)= 107,600円~142600円
・楽天モバイル:119,900-3000=116,900円
結論:”運が良ければ”ソフトバンク版が最安
MNPの場合:
・ドコモ:137,280-16,000円=121,280円
・au: 134,900-5,000-5000-22,000=102,900円
・ソフトバンク: 147,600-(5,000 or 10,000 or 30,000)-(約10,000?)= 107,600円~142600円
・楽天モバイル:119,900-3000-16,000=100,900円
結論:楽天モバイルが最安
ただし!
楽天モバイルで合計19000円の割引を受けるには「Rakuten UN-LIMIT VII」のプラン加入が必須。
そしてこのプランは楽天回線で、他の3キャリアと比べると回線品質が落ちることは否めません。
よって、MNPの場合はau版との差額、2000円を取るか、通信クオリティーを取るか、という選択になると思います。
楽天モバイル版発表直後は他のキャリアに比べて同キャリアのXperia 5 IVが圧倒的に安い、と思い込んでいたのですが、いざ蓋を開けて詳細をみてみると、意外とauも良い勝負をしているという印象ですね。
今回、意外と高いのがドコモ版。やはりブルーとパープルという限定カラーを揃えているためか、比較的強気の価格設定なのかもしれませんね。
ソース:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
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