ソニーモバイルが2020年秋にリリースした小型フラッグシップモデル、Xperia 5 II。
SD888やSD8Gen1と比べて発熱問題が少なく、安定していると言われているSD865を搭載していることから、国内でもいまだに愛用者が多い「名機」と言っても良い機種だと思います。
しかし、そんなXperia 5 IIで最近、ディスプレイ周りの欠陥が疑われる不具合報告が増えている模様です。
Android Policeが伝えたもので、これによると海外では複数のXperia 5 IIユーザーより、突然ディスプレイに緑色の縦線が入る、という症状が複数出ている、とのこと。
なお、画面上に入る線は大半が緑色のようですが、一部ではピンクのラインが入る、という報告も見られます。
ざっと見たところ、Reddit上にも同様の症状を訴えるスレッドが数個存在。
同サイトが海外ではマイナーなXperiaモデルの不具合情報を伝えるのは珍しく、その点からしても、この問題がかなり広範囲かる再現性が高い問題であると思われます。
ただこの問題、遡ってみると1年ほど前から報告は上がってきており、どうやら120Hz駆動での使用中か端末が高温になった際に線が出やすい傾向もある模様。
一方、発生条件・状況にかかわらず、ディスプレイがこのような状態になるというのは、端末に何らかの問題があることは間違いなく、今後も同じ症状が多発するのであれば「故障」ではなく「欠陥」である可能性も高くなると思います。
なお、Android Policeは現在この件について問い合わせ中とのことなので、また何か進展があれば記事を更新します。
ソース:Android Police
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