2022年の残りの新型Xperia、と言えばXperia 5 IVの新型Xperia Pro(←これはまだ存在は不確実ですが)と言われており、今のところ少なくともXperia 5 IVに関しては例年通り9月頃に発表されそうな雰囲気。
しかし今回、この未発表Xperiaの中にいずれのモデルでもない、謎の新型モデルが含まれている可能性が出てきました。
XQ-CD00という型番で、2022年版Xperiaのもので間違いなさそうなのですが、少し変なのは最後の「00」という数字。これは既存のXperiaの型番には使われていないものなので、何らかのプロトタイプ、という可能性もありそう。
興味深いのはチップセット情報となるmotherboard欄で「taro」とあります。
これはクアルコムのSnapdragon 8 Gen1もしくはSnapdragon 8+ Gen1のコードネームですが、ベンチマークスコアは同チップセットのものとしてはかなり低め。
そしてクロック周波数も低くなっており、SD8Gen1やSD8+Gen1のものではありません。
一方、以下はSnapdragon 7 Gen1搭載のOppo Reno8 Proのベンチマークスコア:
クロックスピードはいずれも今回のものと一致しているので、この謎の新型Xperiaが実在するのであればSnapdragon 7 Gen1搭載である可能性が極めて高い、ということに。
ただ、今回の情報はスクリーンショットのみで、Geekbenchで直接掲載は確認できておらず(最近Geekbenchでは古いデータしか検索できなくなっている模様)フェイクという可能性もあります。
よって、現時点では噂程度に受け取っておくほうが無難。
なお、Snapdragon 7 Gen1はクアルコムが正式発表済みの最新アッパーミッドレンジ向けチップセットで、OPPO Reno8 Proにすでに採用されていますが、おそらく秋口ごろから来年前半にかけて同チップを搭載したモデルが各メーカーから続々と投入されるはずです。
ソース:Reddit
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