ソニーの最新モデル、と言えば5月11日の正式発表が確実となったXperia 1 IVが話題の中心。
同モデルについては先日、初めてGeekbench上で「XQ-CT54」としてベンチマークスコアが発見されています。
しかし今回、同サイト上で別の新型ミッドレンジXperiaのベンチマークスコアが発見されました。
Xperia 10 IVはSD695搭載でほぼ確定
SONY XQ-CC54という型番のモデル。
下二桁目が「5」ということは欧州版のモデルということになります。
なお、Android 12搭載でメモリは6GBなので、この時点でミッドレンジは確定。
また、搭載チップのヒントとなる「holi」はSnapdragon 695もしくはSnapdragon 480+のコード名ですが、クロックスピードからして同モデルに搭載される搭載チップは前者のSnapdragon 695で間違いありません。
有名リーカー、Onleaks氏からはすでにXperia 1 IV、Xperia 10 IV、Xperia ACE 3に相当すると思われるレンダリング画像がリークされていますが、同モデルがXperia 1 IVのものでないことは明白。
そしてXperia ACEシリーズがこれまで国内専売だったことを考えると、消去法でこのモデルはXperia 10 IVのもの、ということに。
ちなみにSD695は先日auからのリリースが発表され、楽天モバイルからの発売も確実なAQUOS sense6sにも搭載。
また、国内リリースが確実視されているRedmi Note 11 Pro 5Gにも搭載されており、前チップのSnapdragon 690からは1~2割の性能アップといったところです。
じゃあ、もう一つのXperia「XQ-CQXX」は何?
一方、今回の「XQ-CCXX」がXperia 10 IVだとすると、新たな疑問も浮上します。
というのも、昨年11月にEEC認証を通過した未発表の新型Xperiaは:
XQ-CT72
XQ-CQ72
XQ-CT72については先日発見されたXQ-CT54のベンチマークスコアからSnapdragon 8 Gen1搭載のXperia 1 IVの中国・アジア版とみて間違いなさそう。
一方、XQ-CQ72は当時、Xperia 10 IVの中国・アジア版のものとみられていました。
しかし今回、SD695搭載のXQ-CC54が出てきたことで、その可能性はかなり低くなったということに。
つまり、XQ-CQXXはXperia 1 IVでも10 IVでもない別のモデルという事になります。
Xperia ACE 3の可能性もありますが、同シリーズはこれまで日本国内専売モデルなので、そのパターンを受け継ぐのであれば海外モデルの型番は存在しないはず。
となるとXperia 5 IVやXperia Proシリーズの2022年版、あるいはこれまで展開されたことのない新シリーズのXperia、ということになります。
いずれにせよ、このXperia 10 IVことXQ-CC54はタイミングからして来月11日にXperia 1 IVと同時発表されるとみて間違いなさそうです。
ソース:Geekbench
おすすめのXperia関連情報:
コメント