
スマートフォンの価格上昇が続く中、OppoとOnePlusの2社が近く製品価格を調整する可能性が報じられています。両社は2026年3月16日以降、一部スマートフォンの価格を見直す方針とされており、すでに販売中のモデルも対象になる可能性があるようです。
3月16日から価格調整を実施予定
中国メディアの報道によると、Oppoは公式オンラインストアを含む販売チャネルにおいて、3月16日から一部製品の価格を戦略的に調整するとしています。

公式発表では値上げという表現は使われていないものの、近年の市場環境を踏まえると価格が引き上げられる可能性が高いとみられています。OppoとOnePlusは同じグループに属しており、OnePlusのスマートフォンにも同様の価格調整が及ぶ可能性があります。
背景にメモリ価格の高騰
今回の価格見直しの背景として指摘されているのが、メモリチップ価格の急騰です。
近年、RAMの価格は大きく上昇しており、特にスマートフォンメーカーにとってはコスト負担が増加しています。もともとスマートフォン事業は利益率が高くない場合も多く、こうしたコスト上昇をメーカー側だけで吸収することが難しくなっています。その結果、販売価格へ転嫁せざるを得ない状況が生まれているとみられます。
どのシリーズが対象になるかは不明
現時点では、どのモデルが価格調整の対象になるのかは明らかになっていません。
ただし報道では、OppoのAシリーズやKシリーズといった比較的価格の手頃なモデルが対象になる可能性があるとされています。一方で、フラッグシップに位置付けられるFindシリーズやRenoシリーズについては、当面値上げの対象外になる可能性も指摘されています。
スマートフォン業界で広がる値上げの動き
スマートフォン価格の上昇は、今回の2社に限った動きではありません。
Xiaomiはすでに中国市場で一部モデルの価格を引き上げています。またSamsungも最新のGalaxy S26シリーズで価格改定を行い、Galaxy S26とGalaxy S26 Plusの開始価格を前世代より100ドル引き上げました。
こうした状況から、スマートフォン市場では今後も価格上昇が続く可能性があります。
メモリ価格の高騰が続けば、メーカーは価格を引き上げるか、あるいは同じ価格帯でハードウェア仕様を抑えるかという難しい判断を迫られることになります。市場調査では2026年にスマートフォン出荷台数が数年ぶりに減少へ転じる可能性も指摘されており、業界の動向は今後も注目されそうです。

