
Samsungの次期ソフトウェアアップデートにより、Galaxy S25シリーズのカメラ機能がさらに強化される可能性があるようです。
新たに追加されるかもしれないのは、Galaxy S26シリーズで導入されたカメラ機能「Virtual Aperture(仮想絞り)」です。もし実装されれば、望遠カメラで撮影した写真の背景ぼかしを細かく調整できるようになるとみられています。
Galaxy S25の望遠カメラにも仮想絞り機能が追加される可能性
Samsungのカメラ開発チームの幹部が、ユーザーから寄せられた要望に対してコメントし、Galaxy S25シリーズへの仮想絞り機能の追加を検討していることを明らかにしました。
この要望は、カメラアプリ「Expert RAW」で使用できる仮想絞り機能を、Galaxy S25シリーズの望遠カメラ(3倍および5倍ズーム)でも使えるようにしてほしいというものです。これに対しSamsung側は、対応の可能性について検討していると回答しています。
現在、Galaxy S25、Galaxy S25+、Galaxy S25 Ultraにはすでに仮想絞り機能が搭載されています。ただし現時点では、Expert RAWアプリで使用できるのはメインカメラのみとなっています。
ソフトウェアで背景ぼかしの強さを調整
仮想絞りはソフトウェア処理によって背景ぼかしの強さを調整できる機能です。
本来「絞り」とはカメラレンズの開口部のことで、レンズに入る光の量を調整する役割があります。デジタル一眼レフなどのカメラでは、この絞り値を変更することで背景のぼけ具合をコントロールできます。
しかしスマートフォンの多くは固定絞りのレンズを採用しているため、物理的に絞りを変えることはできません。そこでSamsungは、ソフトウェア処理によって絞りを変更したような効果を再現しています。
さらに同社のシステムは被写体認識技術を利用し、髪の毛や肌、目、顔の輪郭などを分析することで、より自然な背景ぼかしを生成するとされています。
将来は本物の可変絞りを搭載する可能性も
Galaxy S25シリーズやGalaxy S26シリーズのカメラは、いずれも固定絞りのレンズを採用しています。そのため仮想絞りは、あくまでソフトウェアによって疑似的に調整する仕組みです。
一方でSamsungは、来年登場するとみられるGalaxy S27シリーズで「本物の可変絞り」を搭載する可能性があるとも報じられています。実現すれば、スマートフォンでも物理的に絞り値を変更できるカメラが復活することになります。
今回の仮想絞り機能がGalaxy S25シリーズの望遠カメラにも拡張されれば、アップデートによって撮影表現の幅がさらに広がることになりそうです。正式な対応が行われるかどうか、今後のSamsungの発表が注目されます。


