シャオミ製スマートフォン向けのMIUI13/Android 12アップデート。
国内でもすでに数機種にアップデートが提供されており、前OSよりもリリースペースは速いという印象です。
ただ、このMIUI13にアップデートをした一部モデルで動作遅延などといったトラブルの報告が上がっています。
全体から見るとMIUI13/Android 12アップデート後に動作がもっさり、あるいはカクつくという報告はRedemi Note 10 ProやRedmi Note 10 JEのユーザーからのものが多いという印象。
同様の報告は海外版でも見られるので、少なくとも国内版原点の症状、ということではなさそう。
MIUI13アプデでベンチマーク性能の低下も?
ちなみに以下はAndroid 11を搭載したグローバル版のRedmi Note 10 ProのベンチマークスコアとAndroid 12アップデート後のものと比較したもの。(期近50回分のGeekbenchの測定結果)
Redemi Note 10 Pro Android 11 | Redemi Note 10 Pro Android 12 | |
シングルコア平均 | 498 | 540 |
マルチコア平均 | 1523 | 1671 |
ご覧のようにAndroid 12アップデート後の方がマルチコアのスコアが150程度、約1割低下しています。
この程度ならば誤差の範囲である可能性もありますが、少し気になる点です。
今後のアップデートで改善される可能性もありますが、症状をみているメモリ不足といった問題が発生している可能性もありそうなので、まだAndroid 11のまま、という方は少し様子を見た方が良いかもしれません。
WiFi周りの不具合も
また、以下はXiaomiの公式バグトラッカーページに記載されていたもの。
スリープ状態になるとWi-Fiが勝手に切断される、という症状で、国内ユーザーからも関連すると思われる症状報告が上がっています。
また、類似の症状はPixel 6シリーズの最新アップデートでも上がっているので、ひょっとするとAndroid 12共通の問題なのかもしれませんね。
コメント
Xiaomi Redmi Note 10 JE XIG02 での MIUI13 システムアップデート を行ったところ、完全に文鎮化しました。
同機種の購入直後(つまりキャリア直送の完全新品&キャリア側での最新化アップデート済み)な状態にて、同機種のシステムからポップアップで案内されたシステムアップデートを行いました。同システムアップデートアプリ画面にてダウンロード&インストールを完全に行い終了し、同アプリにて「電源の再起動」を案内されてからこれを行ったところ、下記の通りな「文鎮化」状態になりました。
1.電源の再起動後、スマホ画面にて「Redmi」の表示が出たままフリーズ
2.上記1.の状態で、電源ボタンの長押しにて再起動を試みても、上記1.が繰り返されるだけ
3.上記1.の状態で、電源ボタン+音量ボタン↓の長押しにてリカバリモードの実行を試みたところ、スマホ画面に「FAST BOOT」の表示が出たままフリーズ
4.上記3.の状態にて、上記3.と同じくの操作でリカバリモードを試みても、上記3.が繰り返されるだけ
5.上記1.または上記3.の画面表示状態で放置(3日間ほど)し、画面消灯=バッテリ自然放電済み?な状態から充電器を繋ぎバッテリ充電中マークが表示された所で、上記1.または上記3.を試みても、やはりフリーズ画面のまま
斯様な次第で、キャリア側に「初期不良」を認めてもらい、同機種への無償交換と相成りました。
リカバリーモードの起動は音量上と電源の同時押しですよ
Xiaomi Redmi Note 10 JEをアップグレードしましたが、ダイヤルするとき画面が白くなり電話するときフリーズして再起動して電話がかれられる状態になりました。キャリアの携帯電話保証サービスに相談、同機種に無償交換になりました。無償交換機種は今のどころ異常はありませんが、アップグレードは様子を見てみようと思います。