
Samsungが開発中とされる次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 9」で、かつて採用していた画面下カメラ(UDC)が復活する可能性が浮上しました。Galaxy Z Fold 7で廃止された機能ですが、Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」との競争を見据え、再び採用を検討しているようです。
Galaxy Z Fold 7で廃止された画面下カメラが復活か
リーカーの情報によると、SamsungはGalaxy Z Fold 9の内側ディスプレイに画面下カメラを搭載する方針を決めたとされています。
画面下カメラは、ディスプレイの下にフロントカメラを配置することで、画面上にパンチホールなどの切り欠きを設けずに済む技術です。Samsungは2021年発売のGalaxy Z Fold 3で初めて採用し、Galaxy Z Fold 6まで継続して搭載していました。
しかし、Galaxy Z Fold 7では一般的なパンチホール型のインカメラに変更されています。画面下カメラはディスプレイ越しに撮影する構造上、通常のカメラと比べて画質面で不利になるため、Samsungはカメラ品質を優先したとみられます。
今回のリークが事実であれば、同社は画質面での妥協を受け入れてでも、折りたたみ時に広い内側ディスプレイを遮るものがないという利点を重視することになります。
デザインは大きく変えず、内部仕様を強化か
Galaxy Z Fold 9は外観の変更を最小限に抑えつつ、内部仕様を大幅にアップグレードする方針とも伝えられています。
本体の厚さは、展開時に約3.9mm、折りたたみ時に約7.9mmになるとの情報があります。現行モデルからさらに薄型化される可能性があるものの、具体的な寸法や設計はまだ確定していません。
搭載チップには、QualcommのSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6が予想されています。メモリは最低12GB、ストレージは256GB以上になるとみられていますが、こちらも現時点ではリーク段階です。
iPhone Duoへの対抗策として機能を再投入?
今回の画面下カメラ復活説は、Appleが投入するとされる折りたたみiPhone「iPhone Duo」との競争という観点でも興味深いものです。
Samsungは折りたたみスマートフォン市場を早くから開拓してきましたが、近年は薄型化やカメラ性能など、競合製品との差別化が課題になっています。過去に廃止した機能を再び採用するのであれば、画面の没入感を重視する方向へと戦略を調整している可能性があります。
一方、現時点で確認されているのはリーカーによる情報であり、画面下カメラの復活や搭載チップなどが正式に決まったわけではありません。
また、記事では望遠カメラの追加やバッテリー容量の拡大、Sペンの本体内蔵、IP68等級の防水・防塵性能なども期待されています。ただし、これらは実現が確認された仕様ではなく、今後の改善要望にあたります。Galaxy Z Fold 9がどこまで進化するのか、今後の情報が注目されます。


