PS6はレイトレーシング性能がPS5の最大12倍に? RDNA 5採用で大幅進化とのリーク

Sonyが開発中とされる次世代ゲーム機「PS6」について、GPU性能やメモリ構成などを含む詳細なスペック情報が新たに浮上しました。コードネームはOrionとされ、特に注目されるのがレイトレーシング性能です。現行PS5と比較して約8~12倍に向上するとの情報が伝えられています。

ただし、今回の情報はYouTube上で公開されたリーク情報に基づくもので、Sonyによる公式発表や仕様の裏付けはありません。

Zen 6とRDNA 5を採用する次世代SoC

リークによると、PS6は約280平方mmのモノリシックSoCを採用し、TSMCの3nm世代プロセスであるN3Pで製造されるとされています。

CPUにはAMDのZen 6アーキテクチャを採用した8コア16スレッド構成を採用するとのことです。このうち6コアがゲーム処理に割り当てられ、残りのリソースはOS向けに確保されると説明されています。

GPUには次世代のRDNA 5アーキテクチャを採用し、54基の演算ユニット(CU)を搭載。動作クロックは2.8GHzとされ、従来型のラスタライズ処理では最大38.7TFLOPSの演算性能を実現するといいます。

メモリにはGDDR7を採用し、ピンあたり32Gbpsの転送速度に対応するとのことです。メモリ容量は30GBから48GBの範囲とされ、256bitのメモリバスと96MBのInfinity Cacheを組み合わせる構成が伝えられています。

ストレージはM.2 PCIe 5.0 SSDに対応し、PS4およびPS5向けゲームとの後方互換性も備えるとされています。ただし、PS3のディスクには対応しないとのことです。

レイトレーシング性能はPS5の8~12倍に

今回のリークで最も注目されるのが、レイトレーシング性能の大幅な向上です。

従来のラスタライズ処理では、初代PS5と比較して約2.3~2.5倍のGPU性能になるとされています。さらに、アップスケーリング技術のPSSRを活用すれば、実質的な描画性能の向上幅は最大4倍に達するとの見方です。

一方、レイトレーシングについては、初代PS5の約8~12倍という非常に大きな性能向上が主張されています。記事では、NVIDIAのGeForce RTX 5090に近い性能になる可能性にも言及されています。

もっとも、レイトレーシング性能はテスト条件や処理内容によって大きく変わります。今回の倍率がどのようなベンチマークや処理を基準にしたものなのかは明らかになっておらず、RTX 5090に匹敵するという評価も現段階では参考程度にとどめるべきでしょう。

PS6は2027年末から2028年に登場か

今回の情報では、PS6の発売時期は2027年末から2028年にかけてと予想されています。

また、記事ではPS6の高いハードウェア性能が、PC向けゲーム環境に対するSonyの競争力を維持するうえでも重要になると指摘しています。AIを利用したゲームの移植やコードの解析が進むなか、次世代の高負荷なゲームをPCで動かすには、しばらくの間はGeForce RTX 5090のような最上位GPUが必要になるという見方です。

ただし、PS6の詳細な仕様や発売時期はまだ正式に発表されていません。今回のスペック情報もリークにすぎず、特にメモリ容量やGPU性能、レイトレーシング性能の倍率については慎重に見る必要があります。

それでも、ラスタライズ性能以上にレイトレーシング性能を大幅に引き上げるという方向性は、次世代ゲーム機の進化を考えるうえで興味深い情報です。

ソース

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