
ソニーが2026年12月上旬にも、PlayStation 5(PS5)向けの新たなシステムアップデートを配信するとの情報が浮上しています。今回のアップデートでは、システムの安定性向上やセキュリティ上の脆弱性への対処が行われる可能性があるとされています。
ただし、現時点ではソニーから正式な発表はなく、配信時期や具体的な更新内容は確認されていません。
システムソフトウェア14.30または14.40になる可能性
今回の情報では、現在のシステムソフトウェアのバージョンとして14.20に言及されており、次回のアップデートでは14.30、あるいは14.40に更新される可能性があるとされています。
もっとも、これらのバージョン番号についても、PlayStation公式の更新履歴などによる裏付けは示されていません。そのため、実際にどのバージョンが配信されるのかは不明です。
アップデートの目的として挙げられているのは、システムの安定性改善と脆弱性の修正です。PS5では、過去に発見された脆弱性を利用して非公式コードを実行する手法などが研究されてきました。今回の更新によって、そうした手法の一部が利用できなくなる可能性はあります。
ただし、特定の脱獄ツールや脆弱性を狙った対策が含まれると断定できる情報はありません。実際の影響はアップデートの配信後、技術的な解析が進んでから明らかになると考えられます。
古いファームウェアを維持しているユーザーは注意
PS5では、脱獄やシステム改変に利用できる脆弱性が特定のファームウェアに限られる場合があります。そのため、こうした機能を維持したいユーザーの中には、あえてシステムソフトウェアを更新せず、特定のバージョンを使い続けている人もいます。
一度アップデートすると、修正された脆弱性を利用できなくなる可能性があるほか、一般向けのPS5では通常、以前のファームウェアに戻すこともできません。
そのため、脱獄やシステム改変を目的として古いバージョンを維持している場合は、更新内容が判明するまで慎重に判断する必要があります。
PSNへの接続にも影響する可能性
もう一つ注目されているのが、PlayStation Network(PSN)の利用条件です。
ソニーがPSNへの接続や一部オンライン機能の利用に、最新のシステムソフトウェアを必須とする可能性が指摘されています。仮にこの条件が導入されれば、古いファームウェアを維持しているPS5では、オンライン対戦やPlayStation Storeへのアクセス、デジタルコンテンツのダウンロードなどが制限されるおそれがあります。
ただし、これは購入済みのゲームが自動的に削除されたり、購入履歴そのものが失われたりすることを意味しません。オフラインでのプレイに対応したゲームであれば、基本的にはPSNに接続しなくても起動できます。
一方、ゲームによっては独自のライセンス認証やサーバー接続を必要とするため、古いファームウェアのままでは利用できる機能が限られる場合もあります。
現時点では、12月のアップデート配信そのものに加え、具体的なバージョン番号やPSN利用に関する必須条件も未確認です。PS5のセキュリティや脱獄環境に影響する更新となる可能性はありますが、ソニーによる正式発表と配信後の解析を待つ必要がありそうです。


