
Appleが発表した2026年モデルのiPad miniについて、Geekbench 7のベンチマークスコアが明らかになりました。新モデルはA20 Proチップを搭載しており、シングルコアで3,879点、マルチコアで9,870点を記録しています。
前モデルから大幅な性能向上を果たした一方、搭載されるA20 Proはストレージ容量によってCPUコア数が異なるようです。今回のベンチマーク結果からは、Appleが公表していないメモリ容量も判明しています。
128GB・256GBモデルはCPUコアを1基無効化
今回Geekbenchに登録されたのは、Wi-Fi + CellularモデルのiPad19,2です。
CPUは5コア構成で、内訳は高性能コアが2基、省電力コアが3基。高性能コアの動作クロックは最大4.93GHzとなっています。

この構成から、ベンチマークに使用された端末は128GBまたは256GBモデルとみられます。これらのモデルには、一部のコアを無効化したA20 Proが搭載されており、6コアすべてが有効になっているのは512GBモデルのみとされています。
また、今回のベンチマーク情報ではメモリ容量が12GBであることも確認できました。Appleは製品紹介でRAM容量を明示していませんが、前モデルから大きく強化されているようです。
iPhone 18 Pro Maxよりマルチコア性能は約14%低い
同じA20 Proを搭載するiPhone 18 Pro Maxと比較すると、今回のiPad miniはシングルコアで約4%、マルチコアで約14%低いスコアとなっています。
| 端末 | シングルコア | マルチコア |
|---|---|---|
| iPad mini(2026) | 3,879 | 9,870 |
| iPhone 18 Pro Max | 4,024 | 11,424 |
| 前モデルのiPad mini | 2,638 | 7,103 |
iPhone 18 Pro Maxは6コア構成のA20 Proを搭載しているため、マルチコア性能に差が出るのは自然です。一方、シングルコア性能の差は小さく、日常的な操作などでは高い処理能力が期待できます。
さらに、前モデルと比較するとシングルコア性能は約47%、マルチコア性能も約39%向上しています。世代交代による性能の伸びはかなり大きいといえます。
Mシリーズ搭載iPad Pro・Airとの比較では?
興味深いのは、Mシリーズを搭載する上位iPadとの比較です。
M5搭載の13インチiPad Proはシングルコア3,580点、マルチコア15,126点を記録しています。今回のiPad miniはシングルコア性能で約8%上回る一方、マルチコアではiPad Proが約53%リードしています。
また、M4搭載の13インチiPad Airとの比較では、iPad miniがシングルコアで約21%上回りました。しかし、マルチコアではiPad Airが約29%高いスコアを記録しています。
つまり、A20 Proは単一コアでの処理性能に優れるものの、複数のコアを活用する負荷の高い作業では、Mシリーズ搭載モデルに分があります。CPUコア数の違いが、そのままベンチマーク結果にも表れています。

