OLED版iPad miniのGeekbenchスコアが判明 A20 Pro搭載で前モデルから最大47%高速化

Appleが発表した2026年モデルのiPad miniについて、Geekbench 7のベンチマークスコアが明らかになりました。新モデルはA20 Proチップを搭載しており、シングルコアで3,879点、マルチコアで9,870点を記録しています。

前モデルから大幅な性能向上を果たした一方、搭載されるA20 Proはストレージ容量によってCPUコア数が異なるようです。今回のベンチマーク結果からは、Appleが公表していないメモリ容量も判明しています。

128GB・256GBモデルはCPUコアを1基無効化

今回Geekbenchに登録されたのは、Wi-Fi + CellularモデルのiPad19,2です。

CPUは5コア構成で、内訳は高性能コアが2基、省電力コアが3基。高性能コアの動作クロックは最大4.93GHzとなっています。

この構成から、ベンチマークに使用された端末は128GBまたは256GBモデルとみられます。これらのモデルには、一部のコアを無効化したA20 Proが搭載されており、6コアすべてが有効になっているのは512GBモデルのみとされています。

また、今回のベンチマーク情報ではメモリ容量が12GBであることも確認できました。Appleは製品紹介でRAM容量を明示していませんが、前モデルから大きく強化されているようです。

iPhone 18 Pro Maxよりマルチコア性能は約14%低い

同じA20 Proを搭載するiPhone 18 Pro Maxと比較すると、今回のiPad miniはシングルコアで約4%、マルチコアで約14%低いスコアとなっています。

端末シングルコアマルチコア
iPad mini(2026)3,8799,870
iPhone 18 Pro Max4,02411,424
前モデルのiPad mini2,6387,103

iPhone 18 Pro Maxは6コア構成のA20 Proを搭載しているため、マルチコア性能に差が出るのは自然です。一方、シングルコア性能の差は小さく、日常的な操作などでは高い処理能力が期待できます。

さらに、前モデルと比較するとシングルコア性能は約47%、マルチコア性能も約39%向上しています。世代交代による性能の伸びはかなり大きいといえます。

Mシリーズ搭載iPad Pro・Airとの比較では?

興味深いのは、Mシリーズを搭載する上位iPadとの比較です。

M5搭載の13インチiPad Proはシングルコア3,580点、マルチコア15,126点を記録しています。今回のiPad miniはシングルコア性能で約8%上回る一方、マルチコアではiPad Proが約53%リードしています。

また、M4搭載の13インチiPad Airとの比較では、iPad miniがシングルコアで約21%上回りました。しかし、マルチコアではiPad Airが約29%高いスコアを記録しています。

つまり、A20 Proは単一コアでの処理性能に優れるものの、複数のコアを活用する負荷の高い作業では、Mシリーズ搭載モデルに分があります。CPUコア数の違いが、そのままベンチマーク結果にも表れています。

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