ソニーの最新モデル、と言えばXperia 1 IVや5 IV、10 IV (いずれも仮称)など、2022年ラインナップに関する関心が高まっている、という印象ですが、今回、これら次世代モデルを含め、ヨーロッパの一部ではXperiaスマートフォンの販売がされなくなる可能性が浮上しました。
イタリアのウェブサイト、HDBLOG.itおよびESATOのユーザーからの投稿により判明したもので、現在、ソニーのイタリア公式ページではXperiaスマートフォンの購入が一切できない状態になっている、とのこと。
また、同国ではamazonなどといったサードパーティーの小売りストアでもXperiaの購入が一斉に停止されているとのことです。
HDBLOG.itはこれに関してソニー・イタリア問い合わせたところ「現時点では決定していないが、真剣に検討中」との回答を得た、とのこと。また、同社は公式ストアの閉鎖後「市場の需要を評価中」とし「当面は何も決定していない」と強調しているとも伝えています。
Abbiamo chiesto lumi a Sony Italia: al momento non è stata presa alcuna decisione, ma c’è una seria riflessione in corso.
つまり、撤退が決まったわけではないものの、今後、少なくとも同国での需要を見極めたうえで十分その可能性はある、という意味ではないかと思われます。
また、ESATO上のユーザーによると、フランスやポーランド、オーストリアなどのソニー公式ウェブサイト上でも似た現象が起きているようで、これらの国のソニー公式サイト上では、amazonなどのサードパーティーリテーラーへのリンクは残されているものの、ソニー公式ストアからは購入ができなくなっている状態とのこと。
よって、これらの国でもイタリア同様にXperiaの取り扱い中止や終了が検討されている可能性もありそうです。
なお、当サイトでざっと見たところ、イギリスやドイツでは公式ストアからの販売は継続中のようですが、スペインではフランスやポーランド同様に公式ストアから購入するためのリンクは表示されなくなっています。
ソニーの公式コメントどおり、現時点では最終決定はされていないとのことなので、今後販売が再開される可能性も十分にあるとは思いますが、ひょっとするとこれらの国ではXperia 1 IVなどの次世代モデルの取り扱いもなし、という可能性もありそうです。
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