サムスン製Snapdragon 8 Gen1は早々に退場?TMSC製「+」への早期「置き換え」の可能性

昨日発表されたGalaxy S22シリーズや新型Xperiaなど、2022年に国内展開されるであろう大半のフラッグシップモデルに搭載されるクアルコムの最新チップ、Snapdragon 8 Gen1。

サムスンの4nmプロセスでの製造であることが知られている同チップですが、これについては以前より歩留まりが低いといった製造上の問題に関する噂があがっています。

そして今回、これと関係する非常に興味深い情報がでてきました。

クアルコムはTSMCに対して現在のSnapdragon 8 Gen1に置き換わるSnapdragon 8 Gen1 Plusの早期出荷を望んでいる

TSMCがSnapdragon 8 Gen1もしくはそのアップグレードチップや次世代チップの製造を担う、という噂は以前より何度もでてきています。

今回のソースはあまり見慣れないユーザーですが、Weibo上では約37万人のフォロワーを抱えているユーザーなので、それほどいい加減な情報をリークする人物だとは思えません。

また、 Snapdragon 8 Gen1+がSnapdragon 8 Gen1に「置き換わる」チップとして、という部分も非常に気になるところ。

というのも、この感じだと、どうやらクアルコムはこのSnapdragon 8 Gen1+を従来のようなSnapdragon 800番台の「+」のような、レギュラーチップセットのアップグレードチップとしてではなく、Snapdragon 8 Gen1と完全に置き換わるチップとして展開したいという意図が読み取れます。

となると、Snapdragon 8 Gen1は早々に「廃盤」となる可能性もあるわけで、もしそうなると無印のSnapdragon 8 Gen1搭載モデルを搭載した機種を購入したユーザーの不満は相当高まりそう。

となると、Xperia 1 IVやXperia 5 IVといった最新チップ搭載モデルでも比較的リリースが遅いモデルに関しては無印ではなくこのSnapdragon 8 Gen1+の方を搭載という可能性も出てくることになりそうで。

うーん、2022年はどの機種を購入するにせよ、SD8 Gen1搭載モデルの購入を検討している方はこの無印と+の関係性がはっきりとするであろう夏~秋ごろまで待った方が良いのかもしれません。

ソース:Weibo via GIZMOCHINA

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