
SamsungがAndroid 17をベースとする「One UI 9」の安定版アップデートをGalaxy Aシリーズにも展開し始めました。対象となったのは韓国向けのGalaxy Quantum 7で、Galaxy A57 5Gの韓国版に相当するモデルです。Aシリーズとしては初めて安定版のOne UI 9が提供されたことになります。
韓国版Galaxy A57 5Gから配信開始
今回のアップデートは、韓国向けGalaxy Quantum 7にファームウェア「A576SKSU2BZIE」として提供されています。Samsungの変更履歴によると10月6日付のリリースで、2026年9月のセキュリティパッチも含まれています。
Galaxy Quantum 7は韓国市場向けの独自ブランドですが、基本的にはGalaxy A57 5Gと同じハードウェアを採用しています。Exynos 1680を搭載する点をはじめ、主要な仕様も共通しているため、今回の配信は海外のGalaxy A57 5Gユーザーにとっても重要な動きです。
Galaxy A57 5GはOne UI 9のベータテストにも参加しており、Samsungが従来より積極的にAシリーズを新OSのテスト対象に加えていました。今回、正式版の配信に移行したことで、その成果が形になった格好です。
One UI 9で多数の新機能を追加
One UI 9では、クイック設定のカスタマイズ機能がさらに拡充されます。セキュリティ面では、端末を素早くロックできる新しい操作が追加されるほか、アプリが位置情報へアクセスしていることをより分かりやすく確認できるようになります。
Samsung Healthも大幅に刷新され、インターフェースが変更されます。さらに、Bixbyでは会話履歴を管理するための機能やホーム画面ウィジェットが追加されるほか、アクセシビリティ機能の拡充やロック画面の時計デザインの刷新なども行われています。
One UI 9はこれまで主にハイエンドのGalaxyシリーズを中心に展開されてきましたが、今回のGalaxy A57 5Gへの配信によって、ミドルレンジモデルにも本格的に広がり始めたことになります。
米国版Galaxy A57 5Gにも近く配信か
現時点では、米国向けGalaxy A57 5Gへの正式配信時期はSamsungから明らかにされていません。ただ、韓国向けGalaxy Quantum 7がGalaxy A57 5Gとほぼ同じハードウェアを採用していることを考えると、米国版を含む海外モデルへの展開もそう遠くないとみられます。
米国ではGalaxy A57 5Gの価格が通常599.99ドルのところ、セールで399.99ドルまで値下がりするケースもあり、これから購入するユーザーにとってはAndroid 17へのアップデートが比較的早いタイミングで利用できる可能性があります。
AシリーズはGalaxyの中でも販売規模の大きいシリーズだけに、今後はGalaxy A57 5Gに続いて、ほかの対応モデルにもOne UI 9の安定版が順次広がっていくことになりそうです。



