
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5(PS5)のユーザーインターフェースに新たな機能を追加すると発表しました。2027年春には、アニメ配信サービスのCrunchyrollにアクセスできる専用ハブがPS5のホーム画面に登場する予定です。
今回のアップデートは、ゲームと日本のアニメという、ユーザー層の重なりが大きい2つのコンテンツをより密接につなげることを狙ったものです。
PS5のホーム画面からアニメを探せるように
新たに追加されるCrunchyrollのハブでは、サービスのアプリへすばやくアクセスできるだけでなく、ゲームのプレイ体験と関連付けてアニメ作品を見つけられる機能も提供される予定です。
好きなキャラクターやゲームの世界観に関連するアニメ作品を探しやすくすることで、ゲームとアニメを行き来するユーザーに新たなコンテンツを提案する狙いがあります。
SIEは、ゲームとアニメを組み合わせたエンターテインメントの可能性を広げることで、両方のコンテンツに関心を持つユーザーに新しい体験を提供したい考えです。
大規模なホーム画面刷新とは別の動きに
今回の発表は、PS5のインターフェースに対する比較的大きな変更となります。ゲームそのものに直接関係しない機能としては、近年のPS5では特に目立つアップデートになりそうです。
一方で、ユーザーの間では今回とは別に、PS5のホーム画面そのものを大幅に刷新する動きにも期待が集まっていました。ソニーは2026年春ごろに新しいホーム画面のデザインをテストしていたとされますが、その後、この計画は理由を明らかにしないまま取りやめになったと伝えられています。
そのため、今回のCrunchyroll専用ハブ追加は、ホーム画面全体の刷新を期待していたユーザーにとっては少し意外な方向性ともいえます。
Crunchyrollとの連携をさらに強化
ソニーは2020年にCrunchyrollを完全子会社化して以降、ゲーム事業との連携を含めて同サービスの展開を強化してきました。
PS5への専用ハブ追加もその一環とみられ、ゲーム機をゲームだけでなく、アニメを含む総合的なエンターテインメントプラットフォームとして活用していく姿勢が改めて示された形です。
Crunchyroll専用ハブは2027年春の提供開始が予定されていますが、具体的な提供時期や対象となる地域については、今後あらためて発表される予定です。PS5のホーム画面がアニメとゲームをつなぐ新たな入口として、どのような機能を備えるのか注目されます。

