
2026年に出回っているリーク情報によると、ソニーの次世代ゲーム機「PlayStation 6(PS6)」では、ストレージ周りが大幅に進化する可能性があります。なかでも注目されるのが、PCIe Gen5に対応したカスタムNVMe M.2 SSDの採用です。読み込み速度は最大14.9GB/s、書き込み速度は最大14.0GB/sに達するとされ、現行PS5の約5.5GB/sから大幅な高速化が見込まれています。
PS5の約2.7倍となる読み込み速度
リークによれば、PS6のストレージはPCIe Gen5インターフェースを採用し、シーケンシャル読み込み速度は14.9GB/s、書き込み速度は14.0GB/sになるとされています。
PS5の読み込み速度が約5.5GB/sであることから、単純比較では約170%の帯域幅向上に相当します。これほどの高速化が実現すれば、ゲーム内のロード時間をさらに短縮できるだけでなく、タイトルによってはロード画面そのものをほぼ意識せずにプレイできる環境につながる可能性があります。
ただし、現時点ではあくまでリーク情報であり、ソニーがPS6のSSD仕様を正式発表したわけではありません。
標準ストレージは1TBに抑えられる可能性

一方で、内蔵ストレージ容量については意外な動きがあるようです。PS6の標準モデルでは、内蔵SSDの容量が1TBに設定されるとの情報があります。
背景として指摘されているのが、半導体市場の状況と高速なPCIe Gen5対応フラッシュメモリのコストです。発売時点で2TBのSSDを標準搭載すると、本体価格を大きく押し上げる可能性があるため、ソニーは1TBに抑える判断をするという見方です。
さらに、内蔵SSDはマザーボードに直接実装される一方、ユーザー向けのM.2拡張スロットも維持されるとされています。ただし、追加ストレージにもPCIe 5.0対応が求められる可能性があります。
AIによるデータ圧縮で容量不足を補うか
容量を1TBに抑えながら次世代ゲームの大容量データを扱うため、PS6ではハードウェアとソフトウェアの両面からストレージの効率化が進められると伝えられています。

その一つとして挙げられているのが、AMDのカスタムGPUに搭載されるとされる「Neural Texture Compression」です。高解像度テクスチャをSSD上では強く圧縮した状態で保存し、必要なタイミングでGPUがリアルタイムに展開する仕組みとされています。
さらに、ローカルストレージとクラウドを組み合わせたハイブリッド型のストリーミングシステムも開発されているとのことです。ゲームの基本的なデータは本体側に保存しつつ、大容量のコンテンツを強化されたクラウドから取得することで、限られたSSD容量を有効活用する狙いがあるとみられます。
PS6が本当に14.9GB/s級のSSDを搭載するのであれば、ストレージ性能はPS5世代から大きく飛躍することになります。一方で、1TBという容量が事実なら、超高速SSDそのものの性能だけでなく、AI圧縮やストリーミングを組み合わせて大容量化を抑える設計思想が、PS6では重要なポイントになるのかもしれません。

