
Oppoが中国で予約受付を開始しているFind X10シリーズについて、最上位モデルとなるFind X10 Pro Maxのカメラ機能に関する新情報を公開しました。OpenGateによる撮影に加え、プロ向け映像制作アプリのBlackmagic Cameraにもネイティブ対応することが明らかになっています。
3つの焦点距離すべてでOpenGateに対応
Find X10 Pro Maxでは、3つの焦点距離すべてでOpenGate撮影を利用できます。これはカメラセンサーが持つ撮影領域を最大限に活用し、4:3のフルセンサー映像を記録できる機能です。

一般的なスマートフォンの動画撮影では、動画向けの画角に合わせてセンサーの一部が使用されるケースがあります。一方、OpenGateではセンサー全体を使って撮影することで、後から映像をトリミングしたり、縦横比を変更したりする際の自由度を高められます。
特に映像制作を目的としてスマートフォンを利用するユーザーにとって、撮影後の編集を意識した素材を残せる点は大きなメリットになりそうです。
Blackmagic Cameraをネイティブサポート
さらに注目されるのが、Blackmagic Designのプロ向けカメラアプリ「Blackmagic Camera」へのネイティブ対応です。
Find X10 Pro Maxでは、アプリ上からO-Log2やOpenGateといった機能を直接利用できるようになります。スマートフォン標準のカメラアプリだけでなく、本格的な映像制作を想定した撮影環境を構築できるのが特徴です。
また、Find X10 Pro MaxではAndroidスマートフォンとして初めてDolby Visionによる動画撮影にも対応するとされています。Blackmagic Cameraとの組み合わせにより、スマートフォンで撮影した映像をより本格的な制作環境へ組み込めるようになります。
アプリの操作画面や各種パラメーターを使い慣れた映像制作者であれば、従来の撮影・編集ワークフローにスマートフォンを組み込みやすくなりそうです。
専用カメラケージで外部機器にも対応

OppoはFind X10 Pro Max向けに「KHRONOS Photography Ecosystem」も展開します。これはスマートフォンを本格的な撮影機材として運用するためのアクセサリー環境で、専用カメラケージを中心にさまざまな機器を追加できます。
フィルターやマニュアルフォーカス用ハンドル、マグネット式冷却ファン、外付けSSDなどを組み合わせることで、用途に応じて撮影環境を拡張できます。
さらに、Hasselbladのプロ向けテレコンバーターにも対応するとされており、スマートフォン単体ではなく、外部機器を含めたシステムとしてカメラ機能を強化できる点もFind X10 Pro Maxの特徴になりそうです。
Find X10 Pro Maxは、大容量バッテリーや高性能なカメラ構成だけでなく、OpenGate、Blackmagic Camera、Dolby Vision、さらに専用アクセサリーまで含めて、映像制作を強く意識した端末に仕上げられているようです。スマートフォンのカメラを日常の撮影だけでなく、本格的な映像制作にも活用したいユーザーにとって、かなり興味深い選択肢になるかもしれません。


