
PS5向けの最新情報を紹介するソニーのState of Playで、前回6月の配信から視聴数が大きく落ち込んでいます。6月開催分はPlayStation関連のライブ配信として過去最高クラスの記録を残しましたが、今回の配信は公開から約24時間で約290万回にとどまり、勢いに大きな差が出ています。
6月のState of Playは500万回超を記録
6月2日に配信されたState of Playは、2020年に行われたPS5発表時の配信に次ぐ、PlayStation史上2番目に多く視聴されたライブ配信となりました。現在までの累計再生数は510万回を超えており、配信から数日後の6月6日には当時の記録を正式に更新しています。
これに対して、9月に行われた最新回は公開から約24時間の時点で約290万回。単純比較はできないものの、前回の勢いには大きく及ばない数字です。
さらに、YouTubeでは最近、再生数のカウント方法に変更が加えられているため、今回の数字は過去のState of Playよりも多めに表示される可能性があります。そのため、実際の差は数字以上に大きい可能性もあります。
同時視聴者数も大幅に減少
配信分析を行うStreams Chartsによると、今回のState of Playはインターネット全体で最大約98万2000人の同時視聴者を記録しました。
一方、前回6月の配信では約300万人が同時に視聴しており、ピーク時の規模は今回の約3倍に達しています。
ただし、今回の数字については配信時間の違いも考慮する必要があります。9月のState of Playは日本の時間帯を意識して、米国では午前6時(太平洋時間)/午前9時(東部時間)という早朝に配信されました。
通常は米国時間の午後2時(太平洋時間)/午後5時(東部時間)ごろに行われるため、今回の配信時間が米国での視聴者数に影響した可能性は高そうです。
視聴者の評価も厳しい結果に
数字以上に気になるのが、今回の配信に対するファンの反応です。
Push Squareが実施したアンケートでは、回答者の59%が今回のState of Playを「Poor」以下と評価しており、全体としてかなり厳しい反応となっています。
個別の映像では、公開時点で最も再生されているのがMarvel’s Wolverineで約160万回。続いてGTA 6のDualSense関連映像が約88万6000回、Resident Evilの映画関連映像が約78万3000回、Until Dawn 2が約61万6000回、Ghost of Yoteiが約42万1000回となっています。
6月のState of Playでは視聴数だけでなく、番組そのものに対する反応も好意的でした。今回の配信結果を見る限り、せっかく上向き始めていたState of Playの評価が、再び振り出しに戻ってしまったとの見方も出ています。
特に問題となっているのが、State of Playの内容に一貫性がないことです。大型タイトルの新情報が連続して発表される回がある一方で、既存タイトルの小規模なアップデートが中心になる回もあります。
事前にある程度の内容が告知されていたとしても、実際にどの程度の規模の発表が行われるのか分かりにくいため、視聴者側の期待値をコントロールしづらい状況です。
今回の視聴数低下には配信時間という明確な要因もありますが、番組そのものに対する評価も低調だったことを考えると、ソニーにとっては今後のState of Playの内容や位置付けを改めて考える機会になりそうです。

