ソニーの最新フラッグシップ、Xperia 1 IIIおよびXperia 5 III。
これら2モデルにはすでにロシア版向けに先週、Android 12アップデートの提供が開始されていましたが、本日、香港版にも提供が開始。
ロシア版向けのアップデート開始の時点では明らかになっていなかったいくつかの新機能・進化点があることが判明しました。
有名リーカーのZackbucks氏がWeibo上に投稿していた内容によると、Android 12へアップデートしたXperia 1 IIIおよびXperia 5 IIIでは:
- Photography Proのパーソナライズをさらに強化
- aptX Adaptiveに対応(?)
- DualSenseコントローラーへの対応
- プライバシー機能、アクセシビリティ、UIインターフェースの改善
DualSenseコントローラーへの対応などはすでに公式に発表されているアップデート内容ですが、カメラアプリ「Photography Proのパーソナライズ強化」強化については初耳。
すでに私のような素人には使いこなせないくらいの「パーソナライズ」が可能なアプリですが、具体的にどういったカスタマイズがさらに可能になるのかは非常に気になるところです。
aptX Adaptiveへの対応???
一方、謎なのが、aptX Adaptiveへの対応という点。
aptX Adaptiveはクアルコムが開発したコーデックで「LDAC」とならぶ高音質でしられています。
ただ、公式スペックを見る限り、Xperia 1 III/5 IIIはAndroid 11搭載のリリース時点でaptX Adaptiveにはすでに対応しているはず。
一方、こちらの記事によると、Xperia 1 IIIはaptX Adaptiveには対応しているものの、発売時点では最大48kHz/24bitまでの対応。96kHz/24bitのハイレゾ再生は後に対応予定、とされています。
よって、今回の「aptX Adaptive対応」は厳密にはaptX Adaptiveのハイレゾ再生への対応、ということなのかもしれません。
これまでの情報ではXperiaのAndroid 12アップデートは同OSの新UI機能、ダイナミックカラーに非対応となるなど、少し残念な点もあるようですが、Googleアシスタントボタンがカスタマイズ可能になるなど、全体としては非常に期待できるOSアップデートとなりそうですね。
ソース:Weibo
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