サムスンが来月8日に正式発表、そして24日にリリースすると言われているGalaxy S22シリーズ。
今シリーズはこれまでと比べてSnapdagon 8 Gen1搭載バージョンが展開される国・地域が言われていますが、今回、同チップを搭載したGalaxy S22シリーズが他の同一チップを搭載したモデルと比較してベンチマーク上の性能で大きく劣る可能性がでてきました。
以下は再資金中国で発売されたXiaomi 12 ProのGeekbench 5におけるベンチマークスコア。
マルチコアのスコア平均は3600ポイント台中盤といったところです。
ちなみにSnapdragon 8 Gen1搭載モデルのベンチマークはすでに他にもいくつか見つかっていますが、S22シリーズ以外のスコアはだいたい3600~3700ポイントといったろこと。
一方、以下はこれまでに見つかっているSnapdragon 8 Gen1搭載のGalaxy S21シリーズのベンチマークスコア。
こちらのマルチコアスコアの平均は3000ポイント前後といったところ。
つまり、Geekbench上での結果を見る限り、Galaxy S21シリーズのベンチマークスコア性能はXiaomi 12と比べて2割程度も低い、ということに。
もちろん、Galaxy S22シリーズはまだ正式発表前なのでチューニングが不完全という可能性も排除できません。
ただ、昨年のSnapdragon 888搭載機でもGalaxy S21シリーズはXperia 1 IIIと比較して最大で2割程度ベンチマークスコアが劣る、という検証結果がありました。
また、さらにその1世代前、Galaxy S20シリーズでも同じような傾向が見られており、これについてはおそらくGalaxyハイエンドモデルは他メーカーと比べて発熱を抑えるための積極的なクロック制御が行われている可能性が指摘されています。
こういった過去モデルのパターンからしてもやはり今回のGalaxy S22シリーズもXperia IV (仮称)といったライバル機種に比べるとベンチマーク性能では劣る、ということになりそうです。
データソース:Geekbench
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