Android 17の12月大型アップデート、Pixelのカスタマイズ性がさらに向上へ

Googleは、Android 17の次期大型アップデートとなるAndroid 17 QPR2のBeta 3を、パブリックベータプログラム向けに配信しました。前回のBeta 2からわずか1週間でのリリースとなりますが、今回は不具合修正に加えて、クイック設定やテーマなどのカスタマイズ機能が大幅に強化されています。

クイック設定を好きな場所に配置可能に

今回のアップデートで特に注目されるのが、クイック設定パネルの新しいレイアウト編集機能です。

これまでのAndroidでは、クイック設定のタイルをある程度並べ替えることはできても、レイアウトそのものを自由に変更することには限界がありました。Android 17 QPR2では、タイルをより柔軟に配置できるようになり、ユーザーの使い方に合わせてパネルをカスタマイズできるようになります。

さらに、画面上部に配置されていた明るさ調整スライダーやメディアプレーヤーを下側へ移動することも可能になるとされています。

大画面のスマートフォンでは画面上部まで指を伸ばす必要がなくなるため、片手操作を重視するユーザーにとっても便利な変更となりそうです。

色やぼかし効果も細かく調整可能に

カスタマイズ機能はクイック設定だけにとどまりません。

Android 17 QPR2では、システム全体のテーマカラーをより細かく調整できる新しいスライダーが追加されます。色合いを微調整できるほか、用意された4種類の基本的なカラースタイルから選択できるようになり、従来よりも自分好みのUIを作りやすくなります。

この機能は、Googleが以前Android Canaryでテストしていたものが正式なベータ版に取り込まれた形です。

また、UIのぼかし効果も適用範囲が拡大されます。新たにロック画面のショートカットや指紋認証ボタン、通知などにもぼかし効果が追加される見込みです。

Pixelシリーズでは、こうした視覚的なカスタマイズがこれまで以上に細かく設定できるようになりそうです。

詐欺対策として通話転送の仕様も変更

今回のBeta 3では、カスタマイズ以外にも重要な変更が行われています。

その一つが、通話転送機能を悪用した詐欺への対策です。Android 17 QPR2では、アプリがUSSDコードを利用してバックグラウンドから通話転送を設定することが制限されます。

また、システム標準の電話アプリからユーザーが通話転送用のコードを手動で入力した場合にも、実行前にOSレベルの確認画面が表示されるようになります。

これは、電話会社や金融機関などを装ってユーザーを誘導し、知らないうちに着信を別の番号へ転送させるソーシャルエンジニアリング型の詐欺を防ぐことが狙いです。

なお、モバイル送金やアカウント確認など、通話転送とは関係のないUSSDリクエストには今回の制限は適用されません。

Android 17 QPR2は12月に正式配信へ

Android 17 QPR2 Beta 3は、パブリックプレビューに登録している対応端末へOTAで順次配信されています。また、対応端末向けのシステムイメージもGoogleから提供されています。

対象端末はPixel 6a以降となっており、比較的古いPixelでも最新機能を試すことができます。

Android 17 QPR2の正式版は2026年12月に一般公開される予定です。今回のBeta 3を見る限り、単なる不具合修正にとどまらず、日常的な操作性やデザインの自由度を高めるアップデートになりそうです。

特にクイック設定のレイアウト変更やテーマカラーの細かな調整は、これまでAndroidのカスタマイズ性に物足りなさを感じていたユーザーにとって、大きな進化となるかもしれません。

Pixel 11 ProのTensor G6、グラフィック性能で前世代を下回る結果が判明
Googleの次期フラッグシップスマートフォンとされるPixel 11 Proについて、搭載が見込まれるTensor G6のGPU性能を示す3DMarkのベンチマーク結果がリークされました。ところが、今回確認されたスコアは前世代のTenso…
Androidマルウェアに新たな脅威、カード情報を盗み本人名義でローン申請も
Android端末を狙った新たなサイバー攻撃が確認されました。セキュリティ企業のGroup-IBによると、今回の攻撃では、スマートフォンを遠隔操作できるマルウェアとNFCを悪用するツールを組み合わせることで、被害者のクレジットカード情報を盗…

ソース

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Android 17Pixel
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク