Pixel 11のカメラにCircle to Searchを統合、撮影せずその場で検索可能に

Googleは、Pixelシリーズで提供しているAI検索機能「Circle to Search」をPixel Cameraアプリに直接統合します。これにより、カメラを向けている対象を撮影することなく、その場で検索や情報収集ができるようになります。特にPixel 11シリーズでは、カメラを使った検索がこれまで以上に手軽になりそうです。

カメラを向けたまま検索できる

今回の変更によって、Pixel Cameraを起動した状態で気になるものを見つけたら、写真を撮影することなくCircle to Searchを利用できるようになります。

例えば、街中で見かけた知らない物体や商品、読めない外国語の文章などにカメラを向け、そのまま検索するといった使い方が可能です。

従来のように、まず写真を撮影してから画像を開き、そこからCircle to Searchを呼び出す必要がなくなるため、検索までの手順が大幅に減ります。

Googleによると、カメラのファインダーに映っている対象について、以下のような操作が可能になります。

  • 映っている物体を認識して検索
  • カメラに映った文章を翻訳
  • 遠くにある対象を拡大して検索
  • カメラに映っているものについて質問
  • 気になった対象について追加情報を調べる

カメラを単なる撮影用のアプリではなく、目の前にあるものを調べるためのAIツールとして利用できるようになるわけです。

撮影してから検索する必要がなくなる

操作方法も比較的シンプルです。Pixel Cameraで調べたい対象にカメラを向けた状態で、画面下部のホームバーを長押しするとCircle to Searchを呼び出せます。

さらにGoogleは、今回の統合によってCircle to Searchが以前より素早く表示されるようになったとも説明しています。ただし、具体的にどの部分が改善されたのかについては、現時点では詳しく説明されていません。

今回の機能で特に便利なのは、検索のためにいったん撮影する必要がなくなる点です。

例えば旅行中に看板の意味を知りたい場合や、店頭の商品について詳しく調べたい場合でも、カメラを向けたまま検索できます。撮影した画像を後から開いて検索するという一手間がなくなるため、Circle to Searchの使い勝手はかなり自然になりそうです。

Pixel 11専用機能になるのかは不明

一方で、今回のカメラ統合機能がPixel 11シリーズだけの新機能になるのか、それとも旧Pixelにも提供されるのかは、現時点では明らかになっていません。

GoogleのPixel 11関連資料では新しいPixelシリーズの機能として紹介されていますが、Pixel 11専用であるとは明記されていません。また、旧モデルへの提供についても具体的な説明はありません。

そのため、今後ソフトウェアアップデートなどを通じて過去のPixelシリーズにも展開される可能性は残されています。

Circle to Searchはこれまでも、画面上に表示されている画像や文章などをその場で検索できる機能として進化してきました。今回のPixel Cameraへの統合によって、今度は現実世界にあるものをカメラ越しに調べる機能へと用途が広がります。

Pixel 11シリーズでは、AI機能を単独のアプリやサービスとして利用するのではなく、カメラなど普段から使う機能に組み込む方向性がさらに強まっているようです。

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