ソニーモバイルの次世代フラッグシップ、Xperia 1 IV (仮称)。
今春に発表されると予想されているこの最新Xperiaについてと思われる、その外装仕様について、ちょっと気になる情報がみつかりました。
有名リーカー、Zackbucks氏がWeibo上に投稿していたもので、今年のフラッグシップモデルがIP68の防水防塵性能を排除する、といった内容。
「Xperia」とは書いていませんが、同氏がブランドや機種名を明記せずにスマートフォンに言及する時はXperiaについて、ということがほとんど。
そのためこれは次期フラッグシップ、つまり仮称「Xperia 1 IV」についての内容である可能性が高そうです。
Xperiaはもちろん、過去にハイエンドモデルで防水防塵のIP規格を過去モデルからダウングレードしたケース、というのはほとんどないと思います。
そういった意味で今回の情報はかなり気になるところ。
Xperia 1 IVがIP57やIP58といった過去の規格にモデル、なんてことはあるのでしょうか?
Xperiaの防水性能にまつわる歴史
長年のXperiaユーザーの方はご存知かもしれませんが、Xperiaスマートフォンの「防水」機能に関する歴史は結構長く、その始まりはIP57レーティングのXperia Zが始まりと言って良いと思います。
当時はまだ高度な防水性能を持っているスマートフォンは存在せず、世界で最初にIP58規格で登場したのがXperia Z1でした。
そして2世代後のXperia Z3では防塵性能もアップし、防水・防塵性能が完成形の「IP68」となりました。
また、IPX8は基本的には一定時間水没しても浸水しないことが条件となっているため、その頃は水中でXperia端末を持って撮影するといったプロモーション画像がよく見られました。
しかし、ソニーは2015年(Xperia Z5の時だったはず)に防水に関する記述を一部変更。
IP規格は据え置きながらも水中での使用はNGという記述を追加しました。
これについては実際に水中使用をしたユーザーから浸水や故障の報告・苦情が相次いだためといわれています。
一方、その後のXperiaもハイエンドモデルはすべてIP68を維持し、次第にライバルメーカーでも同じIP規格のものが増加。
いまではハイエンドモデルでは「当然」の仕様の一つとなりつつあります。
最近のXperiaで浸水やそれに起因する故障といった報告はほとんど見られません。
ただ、過去の歴史から見ると、Xperiaが防水に関する仕様や記述を変更する、という可能性はゼロではないような気もします。
ソース: Weibo
コメント
Zの一年以上前、2012年初めのAcro HDのころから防水はありましたよ。海外でもAcro Sとして当時販売されましたし。
その年の秋に出たAXやVLにも防水機能は実装されていましたし、軽くて防水という良機種でした。
ただ、カメラキーはZ1くらいからの実装だった記憶。