2022年のハイエンドAndroidスマートフォンに搭載されるチップセット、と言えば、発表済みのものではクアルコムのSnapdragon 8 Gen1、MediatekのDimensity 9000、そして未発表のものとしてはサムスンのExynos 2200。
しかし今回、このExynos 2200のリリースが当初よりも遅れる可能性が出てきたようです。
サムスン関連のリーク情報で有名なIce universe氏からのもので、これによるとExynos 2200のリリースは当初予定よりも遅れる、とのこと。
サムスンは昨年末、1月11日に新型Exynosチップの発表予告をしていましたが、この予告ツイートも現在は削除されているとのこと。つまり、発表予定自体がキャンセルされたということだと思われます。
また、同氏によると11月にリリースが予定されていたミッドレンジ向けチップ、Exynos 1200についても開発自体がキャンセルされており、同社のチップ開発自体が難航している模様、とのこと。
Galaxy S22シリーズは2月8日に正式発表されることが確定しており、発売は同月24日が濃厚といわれていますが、この感じだと同シリーズの発表に間に合わない可能性もありそう。
そういえば、数日前にこれまでExynosチップを搭載してきた韓国版のGalaxy Sシリーズですが、先日Geekbench上で韓国版Galaxy S22(SM-S901N)が発見され、同モデルにはExynos 2200ではなくSnapdragon 8 gen1が搭載されることが判明しました。
これはひょっとするとExynos 2200チップが韓国でのS22シリーズの発売に間に合わないため、という可能性もありそうです。
また、これまでの情報をみるかぎり、Exynos 2200の性能はSnapdragon 8 Gen1どころかDimensity 9000にも劣りそうな雰囲気。
いずれにしてもサムスンのチップセット事業は前途多難、といったところでしょうか。
ソース:Twitter
コメント