NTTコミュニケーションズが提供する格安SIM「OCN モバイル ONE」。
MVNOきっての格安プランや端末の大幅割引など、トップクラスのMVNOである一方、サービス利用者からはかなり前からバッテリーの異常消費問題が報告されており、これについてはご存知の方も多いのではないでしょうか?
ネット上にはおびただしい数の報告が上がっており、Youtube上でも複数の検証動画が存在。
これらの報告によると、スリープ時のバッテリー消費では2~3倍違う、とも言われています。
一方、このOCNモバイル特有のバッテリー異常消費については同社がネット接続の際にグローバルIPアドレスを使用しているから、という指摘がありました。
そして今回、この問題についてOCNモバイル側が一応「公式」な形で同回線でのバッテリー異常消費、そしてグローバルIPとの因果関係を認めた模様です。
以下はOCNモバイルの公式サポートとのやり取りとされるスクリーンショットの一部。
ご覧のように、OCNの検証により、グローバルIPアドレスを使用しているとプライベートIPアドレスを使用している場合と比較して電池消費が多くなることが確認された、とのこと。
同社は昨年10月にグローバルIPアドレスからプライベートIPアドレスへの移行予定を公式に発表しています。
ただ、同社はこれまでONC回線でのバッテリー異常消費そのものやグローバルIPアドレスとの因果関係に公式な形で言及したことはなく、この発表の際の移行理由も「グローバルIPアドレスの世界的に枯渇」としています。
が、今回OCNがグローバルIPアドレスによるバッテリー異常消費を認め、これがプライベートアドレスへの移行で解消される見込み、との見解を示した意味は大きいと思います。
なお、このスクリーンショットは5ちゃんねる上に投稿されていたもので、これが公式サポートとのやり取りであるという確証はありません。
が、過去の経験からするとこの手の画像がフェイクというのはあまりないので、基本的には事実に基づいていると思います。
ONCはこのバッテリー異常消費問題を除けば端末割引も太っ腹で通信速度といった評判も上々。
グローバルIP→プライベートIPへの移行で電池所費問題が100%解消するという保証はありませんが、これが理由で他社への移行を考えている方はあと2、3か月待っても良いかもしれません。
ソース:5ちぇんねる
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